神戸市交通局は現在、神戸市営地下鉄で「たなばた列車-織姫号・彦星号-」を運行している。
七夕をイメージした装飾に加え、沿線の幼稚園や保育所計24カ所に通う園児約900人が願い事を書いた短冊を張り付けた同車両。海岸線と西神・山手線に「織姫号」「彦星号」を1編成ずつ運行する。
7月1日は、「御崎保育所」(神戸市兵庫区)、「ふたば保育所」(長田区)などの園児約90人が車両内に短冊や笹・星などをかたどったシールを飾り付け、短冊には「けいさつかんになりたい」「ぴあのがじょうずになれますように」などの願いを書き込んだ。この日は同局の地下鉄イメージキャラクター「ゆうちゃん」も園児らを出迎えた。
同局の脇郁博さんは「地下鉄海岸線は7月7日で15周年。1周年記念として企画した『たなばた列車』は今年で15回目。毎年近隣の園児たちに参加いただいている」と話す。
園児の一人は「『かめんらいだーになりたい』と書いた。かっこいいから大好き」と笑顔を見せていた。
同車両の運転ダイヤは各駅に掲出している。7月24日まで。