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神戸の卓球場で「桶ット卓球」体験会 風呂おけ使ってプレー

アコースティックユニット「沸き出せ!温泉ズ」の「じゅんちゃん」こと岸本順一さん(左)と「てつくん」こと木下徹さん(右)

アコースティックユニット「沸き出せ!温泉ズ」の「じゅんちゃん」こと岸本順一さん(左)と「てつくん」こと木下徹さん(右)

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 神戸・西元町にある卓球場「元町卓球アカデミーLIBERTY(リバティ)」(神戸市中央区元町通6)で7月10日、風呂おけを使ってプレーする「桶(おけ)ット卓球」の体験会が開かれた。

「桶ット卓球」体験の様子

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 桶ット卓球は、温泉施設の利用促進につなげようと篠山市立中央公民館の職員が考案。2012年に「こんだ薬師温泉 ぬくもりの郷」(兵庫県篠山市)で全国初の「全国桶ット卓球大会」が開かれた。

 風呂おけを並べて作る「桶ネット」で仕切られた卓球台で、風呂おけをラケット代わりにして2人1組でプレー。桶は必ず両手で持つなど、独自ルールが定められており、サーブ時はペア同士で「あ~・湯(YOU)・おけ(OK)」「おけ(OK)!」と声を掛け合う。

 今回初めて同体験会を企画したというアコースティックユニット「沸き出せ!温泉ズ」。温泉や銭湯などでもライブを行う同ユニットは、ライブの来場者にスタンプカードを発行し、スタンプが集まるとユニット名の焼き印が入ったオリジナル木桶「マイ桶」を進呈している。

 同ユニットがファンとのバスツアーで「こんだ薬師温泉 ぬくもりの郷」へ行った際、「全国桶ット卓球大会」があることを紹介され、今年2月6日に行われた「第5回全国桶ット卓球大会」では、早速ゲストとして司会とライブ演奏を担当。選手としても参加した。

 体験会当日は、子どもから大人まで初心者を含む男女10人が参加。レクチャーの後には、トーナメント方式の模擬試合が行われ、白熱の戦いが繰り広げられた。

 同ユニットの「てつくん」こと木下徹さんは「今回初めて桶ット卓球の体験会を主催させていただいた。知る限り、神戸での開催自体も初めてだと思う」と話す。「ファンの皆さんも『(スタンプカードでもらった)マイおけで練習し、全国大会に出たい』と意気込んでいる。オリジナル木おけも全国大会公式おけの仲間入りさせてもらえたらうれしい」とも。

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