2017年5月6日・7日に神戸・三宮を中心にクロスメディアイベント「078(ゼロナナハチ)」が開催されるにあたって11月22日、実行委員会が概要を発表した。
「若者に選ばれるまち+誰もが活躍するまち」の実現に向け20~30代をメインターゲットに開催する同イベント。阪神・淡路大震災から10年を数えた2005年より開催し今年の開催には約4万5000人が訪れた日本最大級の入場無料ロックフェス「COMIN' KOBE」とタイアップし、新たなクロスメディアイベントとして初開催するという。
同イベントは市民の生活の向上をテーマに音楽やIT、映画、食などを組み合わせ、ライブやカンファレンス、展示会などを展開するもの。6日にはみなとのもり公園(神戸市中央区小野浜町)で「野外ロックフェス」「DJイベント」を、7日にはポートアイランドでロックフェス「COMIN' KOBE」を開催。デザインクリエイティブセンター神戸(同)では2日間にわたり「神戸ITフェスティバル」を開催する。そのほか「野外映画祭」や地産地消をアピールする「ファーマーズマーケット」なども予定している。
実行委員長の藤井信忠さんは「『078』は神戸の市外局番。特定の分野に限定せず、あらゆる世代に参加してほしいという思いから、神戸全域を示す『078』に思いを込めた」と話す。副委員長の永吉一郎さんは「神戸特有の音楽フェスである『COMIN' KOBE』にITや映画などに加え、ほかの分野の音楽も融合させる。神戸を軸にさまざまな分野の要素を組み立てて、どこを切っても神戸色が出るようなイベントにしたい」とも。
同実行委員会は12月1日より、同イベントを国内外に広くPRするためのイベントロゴを募集している。募集方法などの詳細は11月下旬より公式サイトで確認できる。