神戸メリケンパーク近くに4月8日、兵庫県初となる英国の高級車「ベントレー」のショールーム「ベントレー神戸」(神戸市中央区波止場町、TEL 078-599-7600)がオープンした。
テープカットの様子、右から佐藤達也さん、牛尾裕幸さん、林誠吾さん、岩城正明さん
敷地面積は681.2平方メートル。新車4台を展示するスペースのほか、中古車3台の専用展示スペースも設ける。ラウンジスペースは2カ所設置。敷地内には177.5平方メートルのパーキングスペースを用意する。運営は、ベントレー正規ディーラーのコーンズ・モータース(東京都港区)。同社としては、東京、大阪に続き、3店舗目となる。
ベントレーは、英国人のW.O.ベントレーが1919年に設立した高級スポーツカーメーカー。早くからル・マンレースへの参戦を果たし、1924年~1930年にかけて5度の勝利と2003年の6度目の勝利が「卓越した性能」を証明した。コーンズ・モータースは、1964(昭和39)年に正規輸入総代理店契約を獲得(2000年から正規販売店)。以降、半世紀以上にわたりベントレーとのパートナーシップを締結している。
同店はベントレーの最新CI(コーポレート・アイデンティティー)に基づいて作られたショールーム。新車は全てオーダーメードで車体の色や内装などを自由に選ぶことができるという。
6日にはプレス発表会を開催。当日は、「ベントレー モーターズ ジャパン」のリテイラープログラムコーディネーター・佐藤達也さん、リージョナルマネジャー・牛尾裕幸さん、「コーンズ・モータース」のCOO・林誠吾さん、ジェネラルマネジャー・岩城正明さんがテープカットを行った。
8日・9日に行われたオープニングイベントでは、4ドア最速モデル「フライングスパー W12 S」、SUVモデル「ベンテイガ」など、最新モデルが展示された。
岩城さんは「神戸開港150年の記念すべき年であり、メリケンパークのリニューアルオープンと同時に新店舗をオープンできたことは名誉なこと。港町・神戸とベントレーとの出合いが新しいラグジュアリーな歴史を育み、さらなる神戸の発展に貢献できればと願っている。微力ながら、車という商材を通じて英国の文化を神戸の皆さまと共に育んで参りたい」と意気込む。
営業時間は10時~19時(土曜・日曜・祝日は18時まで)。