神戸ポートアイランドの全天候対応施設「神戸どうぶつ王国」(神戸市中央区港島南町7、TEL 078-302-8899)でアメリカビーバーの双子の赤ちゃんが誕生して1カ月が過ぎた。
昨年5月、同施設に住むアメリカビーバーのひかり(雄)とのんの(雌)の間に初めて3つ子の赤ちゃんが誕生。今年5月18日には双子を出産した。現在は、父母と3つ子と合わせて7頭が一般公開され人気を得ている。
赤ちゃんを展示しているコーナー「ビーバークリーク」は、今年の夏公開予定の新エリア「ロッキーバレー~北アメリカの動物たち~」内の1コーナーで、4月28日に先行公開した新しい展示場。ビーバーたちが行き止まることなく泳ぐことができるよう約20メートルのオーバルになった水槽を備え、親子の仲むつまじい様子が間近で見ることができるような陸地も設ける。
同施設副支配人の宮本江津子さんは「赤ちゃんは生後2日目ぐらいからすでに泳ぎ始め、現在も不慣れながら一生懸命泳いでいる。お母さんのおっぱいを探す姿やお昼寝している姿、兄弟たちと遊ぶ姿など、すくすくと成長している2頭をぜひご覧いただければ」と話す。「体重測定も定期的に行っており、かわいらしい2頭を間近に見るチャンスもある」とも。
開園時間は10時~17時(土曜・日曜・祝日は17時30分まで)。木曜定休。入園料は、大人(中学生以上)=1,500円、小学生=800円、幼児(4~5歳)=300円など。