神戸ハーバーランドにある商業施設「カルメニ」(神戸市中央区東川崎町1)で8月16日、エルヴィス・プレスリー没後40年「エルヴィスウィーク2017」が開催される。主催はエルヴィスウィーク推進委員会。
1978年から毎年、プレスリーの命日となる8月16日夜は米テネシー州メンフィスにファンが集まり、ろうそくを手に墓前まで歩く「キャンドルライト・ヴィジル」を開催。神戸でも2009年よりカルメニ前にエルヴィス・プレスリー像が設けられたことで、2011年からエルヴィスウィーク推進委員会が主催し、「ペンライト ヴィジル」を行っている。
当日、3階にある社交ダンス・パートナーダンス教室「アーサー・マレー ダンススクール 神戸スタジオ」では、エルヴィスをイメージしたアイテム(Tシャツ・缶バッジ・アクセサリー・帽子など)を身に着けたファッションやコスチュームで参加する「エルヴィスメモリアルライブ&パーティー」(15時~17時50分、入場料=1,500円、会場内飲食不可)を開催。ダンスタイムやファッションをお披露目するランウエータイムも設けるという。ジャンプスーツ、革ジャン、アロハシャツなど、エルヴィス風コスチュームの無料レンタルを用意。レンタルには事前予約が必要で、靴は個人で持参。更衣室も利用できる。
同パーティーでは、プレスリー全米デビュー60周年記念イベント「オフィシャル・トリビュートアーティスト日本予選 ジャパニーズ・エルヴィスを探せ!!2016」優勝者の西島幸宏さんをゲストに迎え、「ELVIS ON STAGE」も行う。
エルヴィス・プレスリー像前では「エルヴィスメモリアル ヴィジルナイト」(18時30分~19時30分、参加無料)を開催。プレスリー像神戸移設の立役者でもある作詞家で音楽評論家の湯川れい子さん(同委員会代表)からのメッセージを紹介するほか、西島さんがミニライブを披露する。参加者にはサイリウムペンライトを進呈する。
西島さんは「死してなお、現在もなぜエルヴィスが英語圏やアジア諸国で絶大なる人気があるのか。その意味を、僕を通じてエルヴィスを感じてもらい興味を持っていただけたら。何より、エルヴィス本人を好きになっていただけることこそ最大の喜び」と話す。