神戸・三宮「santica(さんちか)8番街」(神戸市中央区三宮町1)のラーメンゾーン「麺ロード」で10月6日より、関西4大学とのコラボメニュー「女子大学生が大切な男性(ひと)と食べたいラーメン」を期間限定で販売する。
「山神山人」とコラボした梅花女子大学の山根綾さん(前列右)と森本裕美さん(前列左)
ラーメン店「皇蘭」「北海ラーメン」などを展開する北海(本社=灘区)が運営する「麺ロード」は、2011年に「神戸からラーメン文化の発信」をコンセプトにオープンした市内唯一のラーメン複合施設。開業時には出店店舗が売り上げを競い、延べ売り上げが最も低かった店舗は強制退店となる独自のバトルシステムを実施し、注目を集めた。
現在のテーマは新しい神戸独自のラーメンの誕生を目指す「神麺創生(しんめんそうせい)」。オリジナル刀削麺(とうしょうめん)専門店として六甲に店を構える「福龍門」、2015年2月から同所に出店する「麺道 しゅはり 破」、2011年の「麺ロード」開業時に出店し、今年復活した「山神山人」、神戸市内に焼き鳥店、居酒屋などを展開する「やぶ家」の4店舗が集結している。
今回の企画は、より幅広い客層の獲得を目的に「大手前大学」「神戸学院大学」「神戸女子大学」「梅花女子大学」の4大学それぞれで「食」の研究などを行う女子大学生がテーマに沿ったレシピを考案する産学連携企画。「池田泉州銀行」と「大学コンソーシアムひょうご神戸」が全面協力し、コラボレーションが実現した。
メニューは「やぶ家×神戸学院大学」による「瀬戸内鯛麺『やぶ家and神戸学院』流」(820円)、「麺道 しゅはり 破×大手前大学」による「柚子(ゆず)香る1/3(one third)野菜とつくねのラーメン」(850円)、「福龍門×神戸女子大学」による「バジル香る豆乳イソフラボン仕立て~特製味噌(みそ)を添えて」(880円)、「山神山人×梅花女子大学」による「イベリコ豚のソーセージとたっぷり野菜のポトフ麺~マスタード添え」(880円)。
現在、前売りメニューチケットをクラウドファンディング「Makuake」で取り扱うことによって企画賛同者の支援を募っている。
麺ロード担当者は「女子大生たちが考えたレシピは、厳しい学内プレゼンを勝ち抜いてきたレベルの高いものばかり。各店舗の個性をプラスしてブラッシュアップし、さらに店長と学生が試作・試食・ミーティングを重ねて、味わいだけでなく栄養価、色味、盛り付けにまでこだわったラーメンを作り上げた」と話す。
営業時間は10時~21時。コラボメニューの提供は2018年1月31日まで。