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神戸どうぶつ王国でJ.Hiroyukiさん書道パフォーマンス 正月イベントで

白黒反転技法「インバート技法」で描いた「戌」の書と記念撮影する書家・J.Hiroyuki(慈英裕之)さんと永田雅寛支配人

白黒反転技法「インバート技法」で描いた「戌」の書と記念撮影する書家・J.Hiroyuki(慈英裕之)さんと永田雅寛支配人

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 神戸ポートアイランドの全天候対応施設「神戸どうぶつ王国」(神戸市中央区港島南町7、TEL 078-302-8899)の正月イベントで1月2日、書家・J.Hiroyuki(慈英裕之)さんによる「書道LIVEパフォーマンス」が行われた。

「穏」の書と記念撮影する書家・J.Hiroyuki(慈英裕之)さんと宮本江津子副支配人

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 J.Hiroyukiさんは1988(昭和63)年神戸生まれ。書道5段。英字や絵を組み合わせた書道を得意とし、2016年3月にインドネシアのジャカルタコンベンションセンターで開催された「ASTINDO Travel Fair」に日本代表として出演するなど、国内外のイベントで活躍する中、月1回介護施設で書道教室のボランティアなども行っている。モデルやタレント活動のほか、人気武将隊「神戸・清盛隊」の平知盛としても活動する。

 昨年の正月に初めて行われたパフォーマンスでは、白い紙にろうで文字を書き背景を墨で塗ると白抜きの文字が浮かび上がる「蝋書(ろうしょ)」を披露。今回は、自身でも初披露となる白黒反転で描く「インバート技法」(J.Hiroyukiさん命名)のパフォーマンスを2部構成で行った。黒い紙に白い文字を描くことで、より筆の流れが強調されるという。

 会場には、パフォーマンスを一目見ようと立ち見が出るほど多くの人が集まった。1部は今年の干支(えと)にちなみ「戌(いぬ)」の文字を披露し、2部は客から書いてほしい文字を募集。皆が穏やかな気持ちで過ごすことができればと「穏」の文字を選んだ。子どもたちはステージにかぶりつくようにパフォーマンスに見入り、珍しい技法に目を輝かせていた。

 宮本江津子副支配人は「昨年、たいへん好評を得たことで今年の開催が実現した。今回は生命の象徴と言われているガジュマルの木の前にステージを設け、日本の伝統文化である書道とガジュマルがコラボすることでさらにパワーが増したのでは。未来へとつながる新年の幕開けにふさわしいイベントとなった」と話す。

 J.Hiroyukiさんは「国内だけでなく海外の方が見ても楽しめる書道を目指している。海外へ日本の文化を伝えることを視野に今後も活動していきたい。『書道の革命児』になれるよう、これからも新しい技法に挑戦していく」と意気込みを見せる。

 同施設では、8日まで「カピィ~ハッピーニューイヤー!」と称して正月イベントを展開。「新春ワンワンみくじ」「新春オウムみくじ」「アルパカ散歩お正月バージョン」「干支のワンちゃん記念撮影スポット」などのイベントを行っている。

 冬季営業時間は10時~16時30分(土曜・日曜・祝日は17時まで)。木曜定休。入園料は、大人(中学生以上)=1,500円、小学生=800円、4歳~5歳=300円など。

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