そごう神戸店（神戸市中央区小野柄通8、TEL 078-221-4181）本館9階催会場に1月23日、特設会場「バレンタイン チョコレートパラダイス 2018」が開設された。

「Nakamura Chocolate（ナカムラ チョコレート）」

　同店では、贈り方の多様化や自己表現の手段として楽しむ傾向などに注目し、SNS映えする「パーティージェニック」なチョコレートを厳選。会期中、売り場に地元パティシエや国内外のチョコレート約85ブランドを並べる。

　初登場は、バッキンガム宮殿でアイスクリーム職人として活躍後、パリでショコラティエに転身したパトリス・シャポンさんの「CHAPON（シャポン）」、ベルギーチョコレートと写真家・蜷川実花さんがディレクションするブランドのコラボ「M／mika ninagawa（エム／ミカニナガワ）」、大阪・北浜の洋菓子店「五感－ゴカン－」、フランスのヴォージュ地方で誕生した「leChateau（ルシャトー）」のほか、ショコラティエ・中村有希さんがオーストラリアの原住民アボリジニが使う日本では珍しい食材をフレーバーに用いて仕上げたショコラ「Nakamura Chocolate（ナカムラ チョコレート）」など、14ブランド。

　生チョコレート発祥の店「シルスマリア」と神戸酒心館「福寿・純米吟醸」がコラボした日本酒チョコレート「純米吟醸 福寿生チョコレート（18個入）」（1,836円）、神戸のパティシエ8人による「ORIGINE KOBE（オリジンコウベ）」の各々が一粒ずつ作るチョコレートを1つのパッケージに詰めた「ORIGINE KOBE バレンタインコレクション 2018 （8個入）」（3,024円）などの同店限定商品も用意する。

　同イベントのポスターやパンフレットなどのキービジュアルを担当したのは「光の魔術師」と呼ばれる関西のフォトグラファー・Ilko Allexandroff（イルコ・アレクサンダロフ）さん。ホームページではメイキング映像などが公開されている。

　今回初登場で昨年12月には神戸・岡本に日本1号店を出店したばかりの「Nakamura Chocolate」の中村さんは「そごう神戸店オリジナルセレクションでのオーダーは『女性が見てかわいいもの、目を引くもの』だった。青いハートは海の街神戸をイメージ。美しくておいしそうなブルーにしたいので、何度も試作を重ねた。ブルーを基調にしたこの4粒を通して神戸の皆さまとのご縁をつなぎたい」と話す。

　営業時間は10時～20時。2月14日まで。