神戸・元町商店街4丁目にある「こうべまちづくり会館」(神戸市中央区元町通4)2階ホールで3月3日、神戸で長年飲食業を営んでいる80代女性3人による「神戸おかんサミット~お母さんに聞く神戸のあれこれ」が初開催される。
開港151年となった港町・神戸。明治・大正・昭和・平成と世の中が移り変わり、1995年には神戸を襲った阪神・淡路大震災を経験して「波乱万丈の人生劇場を力強く生き抜いたおかん(=お母さん)」たちが、神戸の過去・現在・未来、自身の商売・人生について語る。
ゲストは、震災前まで須磨のレストラン「ワカミヤ」のママとして親しまれ、和食・定食店「ほめ・かぱか」(三宮町3)を開いて12年の新本澄子さん(01935年生まれ)、韓国家庭料理一筋で料理の道は60年、開店30年の韓国料理店「オモニ 本店」(北長狭通)の金喜世子さん(1938年生まれ)、東京五輪の翌年に焼き肉スナック「はまさか」(元町高架通)を開いた夏川春子さん(1935年生まれ)を迎える。
当日ナビゲーターを務める吉川公二さんは「これからの神戸のまちづくりの中、ここで生きる私たちへお母さんたちはどんな言葉をくれ、議論を巻き起こすか。事実は小説より奇なり。世紀の現場の証言者として参加いただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は13時30分~15時30分(開場は13時)。参加費は1,000円(資料代)。予約不可。定員は先着90人。