神戸市中央区の今を伝える-「神戸経済新聞」が1周年

神戸市役所展望台から撮影した神戸市中央区南部の風景

神戸市役所展望台から撮影した神戸市中央区南部の風景

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 システム開発を手掛ける神戸デジタル・ラボ(神戸市中央区江戸町)が運営している「神戸経済新聞」が8月4日、創刊1周年を迎えた。

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 同サイトは地域に根付いた「街ネタ」ニュースをネットで配信する媒体「みんなの経済新聞ネットワーク」の一つ。取材エリアは神戸市中央区を中心とし、これまでに配信した記事は300本を超えた。2000年4月に創刊した「シブヤ経済新聞」から広がったネットワークは現在、海外を含め52エリアで配信を行っている。

 大野陽子記者は「1年間つまずきながらもニュースを配信し続けてこられたのは、取材先でのあたたかい出会いのおかげ。取材に出るたび神戸の方の『神戸を盛り上げたい』という真剣な思いに触れ、神戸の街の良さをもっとたくさんの方に知ってほしい思いが強くなった」と振り返る。「神戸の街は他府県の方から見ると、『おしゃれなイメージ』とよく言われがちだが、商店街や高架下など下町の面白さも持ち合わせている。これからも地元だからこそ伝えられる『コテコテ』の街ネタを配信していきたい」とも。

 「神戸の街にはもっといろいろなことにチャレンジしてほしいし、チャレンジできる場所があればもっと盛り上がるのでは」と話す原田敬士編集長は「規模の大小ではなく、地元で頑張っている人にスポットを当てたい。今後もネットだからこその即時性を生かしたニュースを配信し、神戸の『今』を伝えていきたい」と意気込みを見せる。

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