日本料理店「割烹 曽根」(TEL 078-515-6722)が2月4日、神戸・三宮にある大喜ビル(神戸市中央区下山手通2)2階にオープンした。
店舗面積は9.8坪。席数は、カウンター席8席、テーブル席4席で、最大12人の貸し切り利用にも対応する。木を多く使った内装は自然の温かみを感じる落ち着いた空間に仕上げた。
店主兼料理人を務めるのは神戸出身の曽根康弘さん(39)。19歳から料理の世界に入り、日本料理「吉兆」で13年、その後ほかの飲食店で9年修行を積み、神戸中央市場のマルショウ水産に務めた後、念願だった独立の夢をかなえて夫婦で店を始めた。
料理は、毎朝市場へ買い付けに出向き、旬でいきの良さを見極め仕入れた素材で作る前菜(500円~)、蒸し・焼き・揚げもの(550円~)、造り(1,000円~)、肉料理(2,400円~)、ご飯もの(500円~)、デザート(680円~)を用意。「おまかせコース(約9品)」(8,000円~)や好きな料理を組み合わせたアレンジの要望にも対応する。「寄せ鍋」「黒毛和牛すきやき・しゃぶしゃぶ」「鱧すき・しゃぶ」「鯛しゃぶ」のほか、フグ、スッポン、クエ、熊などの季節の鍋(6,800円~、要予約)も用意する。
ドリンクは、ビール、梅酒(600円)、日本酒(1合=900円~、グラス=450円~)、焼酎、ハイボール(600円~)、ソフトドリンク(400円~)、シャンパーニュ(グラス=1,200円~、ボトル=8,000円~)、赤・白ワイン(5,000円~)などをそろえる。
曽根さんは「割烹というと敷居を高く感じるかもしれないが、気軽に来ていただける店にしたい。お客さまの要望にも柔軟に応えていきたいので相談いただければ」と話す。「釣りが好きなので、釣り船をチャーターするなどお客さまに参加いただけるイベントを企画したい。いつか屋形船で料理を振舞うイベントや名店食べ歩きなども常連のお客さまに向けてやってみたい」とも。
営業時間は17時~23時30分。日曜定休。