食べる

フランス料理店「ブラッスリーロバボン」 「神戸のモンマルトル」ハンター坂に移転

フランス料理店「BRASSERIE L'OBABON(ブラッスリーロバボン)」オーナーギャルソンの小場佐慎也さん

フランス料理店「BRASSERIE L'OBABON(ブラッスリーロバボン)」オーナーギャルソンの小場佐慎也さん

  • 87

  •  

 フランス料理店「BRASSERIE L'OBABON(ブラッスリーロバボン)」(神戸市中央区中山手通1、TEL 078-381-6469)が3月10日、神戸・ハンター坂に移転リニューアルオープンした。

ラダトゥイユ、レンズ豆のサラダ、キャロットラペ

[広告]

 オーナーギャルソンの小場佐慎也さんは、神戸、東京のフレンチブラッスリーでサービスの経験を積んだ後、単身渡仏、パリやシャンベリーなどフランス各地で本場のブラッスリー、ギャルソン文化の洗礼を受け、帰国。2012年のフランス革命記念日(パリ祭)にあたる7月14日、南京町筋北側に同店を開業した。

 小場佐さんはフランスのエスプリ溢(あふ)れる「アール・ド・ヴィーブル」(生きる悦び)にこだわり、「フランス的居心地の良さ」を追及。ギャルソンスタイルでの、「さりげなくスマートな」サービスでフランスのリアルな日常を伝え表現してきたことから、多くの常連客に恵まれた。

 市内を一望する高い丘の上にあるパリ北部のモンマルトルは、修道女たちがワインを造っていたことから、気軽に利用できる飲み屋が多く地元の人たちと観光客でにぎわう地区。ハンター坂は「神戸のモンマルトル」とも言われ、同店のコンセプトにも合うことから移転を決めた。

 店舗面積は16坪。席数は、カウンター席17席、テーブル席9席で分煙しており、最大23人の貸し切り利用にも対応。濃茶を基調に、赤い革張りの椅子や間接照明で伝統的なパリにあるブラッスリーのような内装に仕上げた。入り口の深いグリーンの扉は暖かくなると開放し、テラス席を設ける。

 移転後は、ランチ・ディナー営業だけでなく通し営業も開始。オープンからクローズまでワインやビールに合うアラカルトメニューを提供する。

 15時までのランチメニューは、「本日のメインのみ(パン、ドリンク付き)」(1,500円)、「前菜と本日のメイン(前菜は一部メニューから2品、パン、ドリンク付き)」(2,300円)。オプションメニューとして「本日のスープ」(600円)も用意する。

 アラカルトメニューは、「シャルキュトリ盛り合わせ」(1,850円)、「オニオングラタンスープ」(1,200円)、「ブルゴーニュ風エスカルゴ」(1,000円)など。

 ドリンクは、ハイネケンボトル(600円)、フレンチアペリティフ(600円~)、フレンチディジェスティフ(1,000円~)、グラスワイン(700円~)、グラスシャンパーニュ(1,300円~)、ボトルワイン(4,000円~)、カフェ(500円)、カフェ・オ・レ(650円)などをそろえる。

 小場佐さんは「ランチ、カフェ、ディナー、夜カフェ、2軒目使いなど、一日中どんなタイミングでも利用いただきたい。お客さまのサードプレイスとして普段使いしてほしい」と話す。「近隣店舗とのつながりを大切にすることで、地域を盛り上げていきたい」とも。

 営業時間は12時~24時。

  • はてなブックマークに追加

ピックアップ

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース