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神戸・山手幹線沿いの精肉店「ニック」 4周年を機にランチとバル営業開始

精肉店「Nick」店長の鍵山貴光さん

精肉店「Nick」店長の鍵山貴光さん

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 神戸・山手幹線沿いの精肉店「Nick(ニック)」(神戸市中央区中山手通3、TEL 078-262-1147)が4周年を迎えた3月27日、リニューアルオープンした。

国産牛ステーキと芳寿豚ハーブソルトステーキのランチプレート

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 店主は、神戸でホルモン・モツ鍋の取り寄せを専門に通販や百貨店での販売経験を10年以上持つ錦昭光さん。通販だけでは得られない客とのコミュニケーションを求め、売り場とイートインのある新しい形の同店を開いた。

 精肉は、黒毛和牛のふるさと兵庫県香美町の但馬牛「但馬玄(たじまぐろ)」、長崎県の山あいの南島原半島で育てられた「長崎芳寿豚(ほうじゅとん)」、兵庫県産但馬牛の中でも一定の基準をクリアした「神戸ビーフ」、神戸高尾牧場で育てられた「神戸ポーク」など。ショーケースでは、スライス、ミンチ、こま切れ、切り落とし、カレー・シチュー・焼き肉・しょうが焼き用など地元住民が日常で使いやすい肉を中心に取りそろえる。

 これまで、ショーケースの精肉の表示価格に30%増しで職人がその場で焼いて提供していたが、リニューアルで店内に精肉店のバル「Nick Bar(ニックバル)」をオープン。肉料理を中心に提供するランチとバル営業を始めた。夜の営業時間を延長し、ショーケースから選ぶステーキをはじめ、1枚単位で注文できる焼き肉、精肉店ならではの歩留(ぶどまり)肉料理などを提供する。

 白を基調としたシンプルな店内には、テーブル10席、カウンター2席を用意。最大15人の貸し切り利用にも対応する。

 肉総菜、サラダ、パンもしくはライスが付くランチメニューは、国産牛ステーキ(50グラム)と芳寿豚ハーブソルトステーキ(100グラム)のプレート(1,500円)、但馬玄ステーキ(50グラム)と芳寿豚ハーブソルトステーキ(100グラム)のプレート(1,800円)、但馬玄ステーキ(150グラム)のプレート(2,500円)、但馬玄ロースステーキ(150グラム)のプレート(3,500円)、神戸ビーフステーキ(150グラム)のプレート(4,000円)などを提供。

 バルメニューは、焼き肉(但馬玄=1枚150円~、神戸牛=1枚200円~、国産牛=1枚100円~)、盛り合わせ(1人前800円)、「ローストビーフのざく切りソテー」(300円)、「肉まみれポテトサラダ」(400円)などの歩留肉料理、「牛すじトマト煮込み」(500円)、「国産牛ローストビーフ」(1,000円)などの肉一品、「アンチョビオリーブ」(400円)、「季節野菜のピクルス」(500円)などの「肉休め」、「山盛りそぼろ飯」(500円)、「但馬玄牛すじカレー」(1,000円)などの「肉屋の締め」などを用意する。

 ドリンクは、ビール、ウイスキー(以上500円~)、焼酎、日本酒(以上500円)、ワイン(グラス=600円、ボトル=2,500円~)、ソフトドリンク(500円~)などをそろえる。

 店長の鍵山貴光さんは「ランチプレートは精肉店ならではのお得な価格。店内は自分たちの手で改装し、より一層Nickのこだわりの肉を楽しんでいただける空間に仕上がったと思う。焼き肉1枚とグラスワインだけでも気軽に立ち寄っていただければ」と話す。

 営業時間は、精肉店=11時~23時、ランチ=12時~15時、バル=16時~23時(日曜は20時まで)。

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