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中央アジアの雑貨専門店「シルクロードキャラバン」 神戸・乙仲通りに移転

中央アジアの雑貨専門店「Silk Road Caravan(シルクロードキャラバン)」店主の神吉晋輔さん

中央アジアの雑貨専門店「Silk Road Caravan(シルクロードキャラバン)」店主の神吉晋輔さん

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 中央アジアの雑貨専門店「Silk Road Caravan(シルクロードキャラバン)」(神戸市中央区栄町通2、TEL 080-3854-0780)が4月27日、神戸・乙仲通りの天海ビル1階に移転オープンした。

ウズベキスタンのスザニを使ったスツールもオリジナル商品

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 店舗面積は9.6坪。店内は白を基調とし、一部の壁の色をグレーにすることで刺しゅうの商品が映えるよう工夫したという。アジアにあるバザール(市場)を意識し、リンゴの木箱を什器として利用している。

 日本には数少ない中央アジア(シルクロード諸国)の雑貨を扱う同店内には、ウイグル・ウズベキスタン・キルギスタン・アルメニアなどの国で仕入れた商品やアフガニスタン・ウイグル・ソビエト時代の骨董(こっとう)品などの珍しい商品を展示する。

 2012年夏、仕事で中国滞在時に以前から何度も訪れていたウイグル自治区の「魅力的な商品を販売したい」とネット販売を始めた店主の神吉晋輔さん。2016年9月17日、元町高架商店街三番街(通称=モトコー3番街)の空き店舗を活用する「チャレンジショップ」の募集をきっかけに実店舗をオープンした。

 神吉さんは「中央アジアの雑貨がどれだけ興味を持っていただけるか試してみたかった。チャレンジショップという機会をいただけたことで手応えを感じ、さらに受け入れていただけそうな新たな出店先を探していた」と明かす。

 移転前は仕入れた雑貨などを販売するだけだったが、スザニやアトラスシルクなどの布地をスツール、ヘアバンド、シュシュなどに加工したオリジナル商品も制作。神吉さんは「中央アジアの工芸品が日本に溶け込むよう、使いやすい形にアレンジした商品を提供していきたい」と話す。

 商品はアクセサリー、インテリア雑貨、バッグ、陶器類などをそろえ、ウズベキスタン伝統の刺しゅう布、中央アジアでポピュラーなアトラス模様の雑貨、キルギスのユルトグッズや白い蜂蜜、ザクロをモチーフにしたグッズなどのほか、ウイグル自治区で100年以上前に使われていた印鑑、ササン朝ペルシアの古銭などのアンティークも。店内の300円以上の商品が対象のガチャガチャ(1回300円)も店頭に設置する。

 営業時間は14時~19時(日曜・祝日は11時~)。

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