インターネットラジオ番組「QIC(Quemule Insider Club)」のリスナーの集い「QIC Kobe Meeting 2019」が6月22日、神戸・元町の「SESSIONS KOBE」(神戸市中央区元町通4)3階ギャラリーで行われる。神戸経済新聞後援。
自主独立&市民運営型ウェブラジオ放送局「FMC」で1996(平成8)年5月26日に始まった同番組のメディアプロデューサー兼パーソナリティーを務めるのは熊本県在住の榎田信衛門さん。20代前半以降、主にエデュテインメント系番組(フジテレビ「平成教育委員会」など)の番組コンセプター、構成作家を担当し、1990(平成2)年ごろから商品企画、広報企画にも携わるようになった。
インターネット創世記より「ICT」のスペシャリストとして、企業、自治体、商工会などさまざまなプロジェクトの指揮管理業務や講演活動を行い、同分野の番組コメンテーターとしての出演経験も持つ。
「市民メディア」を自主的に立ち上げたのは榎田さんが中学1年だった1976(昭和51)年。同活動は40年以上たった現在も「ウェブラジオ FMC」として継続しており、非公認記録ながらインターネットラジオ史上「世界最長」の歴史を持つ。
今年の4月1日には「FMC 首都圏ステーション」を開設。特に関西地区のリスナーからの支持が突出していることから新大阪に「FMC 関西ステーション」も新設した。
リスナーによる投票で1000回記念公開録音を2016(平成28)年2月に神戸で開催したことから、年1回「QIC Kobe Meering」と題して神戸で公開録音を開催。関西地区のリスナーからの番組宛て投稿や応援活動が活発で、1111回のゾロ目回も昨年4月に神戸で行われた。今年は「QICを語り尽くしてみる」をテーマに据える。
榎田さんは「2016年4月の熊本地震でスタジオが被災し大規模半壊。閉局のピンチに陥ったFMCを全国のリスナーが募金などで救ってくれた恩返しとしてイベントを続けていきたい」と話す。
13時30分開場、14時30分開演、17時終演予定。入場無料。