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神戸・三宮の手打ちうどん店「ときわ」が創業51周年

老舗手打ちうどん店「ときわ」店主・松尾章生さん夫妻

老舗手打ちうどん店「ときわ」店主・松尾章生さん夫妻

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 神戸・三宮にある手打ちうどん店「ときわ」(神戸市中央区北長狭通2、TEL 078-391-2729)が7月1日、創業51周年を迎えた。

人気のオリジナルメニュー「和風焼きうどん」は、まかない料理の一つだった

 香川県坂出市出身の常盤久雄(ときわひさお)さんが当時まだ関西では珍しかった「讃岐うどん」の店として、1968(昭和43)年7月1日に創業した同店。常盤さんは1976(昭和51)年、地元に戻ることになり、創業当初から働く看板従業員の平田佳子(よしこ)さんの娘の夫・松尾章生(ふみお)さんが2代目店主として店を引き継いだ。

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 1995(平成7)年に起こった阪神・淡路大震災では店舗が全壊。営業再開まで約1年10カ月かかったが、移転することなく同じ敷地に建ったビル1階にリニューアルオープンし、看板従業員の佳子さんは2016(平成28)年に亡くなるまで松尾さん夫妻と共に店に立ち続けた。

 店舗面積は14坪。席数はテーブル席12席、カウンター席8席。完全禁煙。著名人がお忍びでも来店することもあるといい、店内には多くのサイン色紙が並ぶ。

 店主こだわりの国産うどん粉とだしで作る手打ちうどんは、讃岐(さぬき)うどんをベースに独自のアレンジを加えた「ときわ流」。「創業から変わらぬ味を提供し続けることがこだわり」と松尾さん。人気メニューの「和風焼きうどん」(950円)はもともと、まかない料理の一つといい、常連客からの要望でメニューに追加したという。

 メニューは、うどん(650円~)、丼もの(吸い物付き、700円~)など。うどんは200円追加で大盛りに対応する。丼ものには200円追加で「ミニうどん」を付ける。

 松尾さんは「今では4世代にわたって食べに来てくださる家族客や、神戸を離れても帰省の際に必ず寄ってくださるお客さまもいる」と話す。「これまで夜遅くまで店を開けていたが、末永く変わらぬ味を提供していくために、毎朝7時からの仕込みに影響しないよう5月から20時までの営業に変えた」とも。

 営業時間は11時30分~20時。日曜定休。

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