高知発のラーメン店「チョンマゲ 神戸元町」(神戸市中央区元町通3、TEL 078-392-3010)が元町3丁目商店街南側の走水通沿いにオープンして1カ月がたった。オープン日は1月6日。
高知にあるラーメン店「チョンマゲ」からののれん分けした同店。高知出身の店主・宮崎直人さんが味にほれ込み、神戸に出店することを提案し実現にこぎ着けた。
店舗面積は約8坪。席数は、カウンター6席、テーブル4席。全席禁煙。女性1人でも入りやすいよう木目調の温かい店内に仕上げた。
ラーメンは、土佐のかつお節 と日高こんぶを使った和風だしの塩ラーメン「らーめん零(ぜろ)」と、厳選したしょうゆと自家製の香味油を使ったしょうゆラーメン「らーめん壱(いち)」(以上830円)の2種類。全ての具材を作り置きせず、注文を受けてから1つずつ提供する。宮崎さんは「ゆで上がった麺をすくい上げたときに少しでも違和感があれば作り直している。1杯ずつ最高の状態で召し上がってほしい」と話す。「味の変化を楽しんでもらえるようにそれぞれのラーメンに合う特製の七味も用意している。七味は手渡しになるので気軽に声を掛けていただければ」とも。
ご飯と卵のみを使った焼き飯「玉子焼きめし」(600円)も人気。宮崎さんは「おそらく関西には無い独特の味付け。玉子焼きめしだけで来店される女性客も多い」と話す。提供する皿は焼き飯を食べ終わると底に同店キャラクター「チョンマゲ」が姿を現すオリジナル。「メイドインジャパン」の文字も書かれており、外国人にも多く訪れてほしいという思いと数年以内に海外進出したいという本家の思いを込めたという。宮崎さんは「今後は券売機を多言語表示にし、外国の方にも多くお越しいただきたい」と今後の展望を話す。
サイドメニューとして「土佐屋台餃子」(380円、ディナータイムのみ)、ラーメンのトッピングは「ピリ辛ネギ」(150円)、チャーシュー(200円)などを用意する。ドリンクは、瓶ビール(500円)、チューハイ、ハイボール(以上390円)、ソフトドリンク(250円)などをそろえる。
18時以降に来店し、合言葉「チョンマゲろう!」をスタッフに伝えると、各ラーメンに味玉半分を追加トッピングするキャンペーンを2月末まで行っている。
営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=18時~20時(土曜は21時、日曜は18時まで)。月曜定休。