「スタンド串カツ BUZZ(バズ)」(神戸市中央区中山手通1、TEL 078-599-7179)が2月19日、三宮・生田東門商店街(通称=東門街)の裏路地にオープンした。
運営は神戸市内で「てこいち兵庫本店」(兵庫区羽坂通4)をはじめ、お好み焼き店を中心に7店舗を展開する「てこいちグループ」(荒田町3)。
同店は同グループで初の串カツ店。広く展開できる店のシステムを構築するため、店舗運営はアルバイトを中心にオペレーションを組み、「スタッフ一人一人が目標を持ちながら働くことのできる店にしたい」とマネジャーの矢野達也さんは話す。「お客さまからは店自体はもちろん、スタッフも含めて『かっこいい店』と感じてもらいたい。そのためスタッフは私服勤務でおしゃれも楽しんで出勤してもらっている」とも。
店舗面積は約15坪。全席立ち席で収容人数は最大22人程度。喫煙可能。店内には矢野さんが集めた流木を使い、木のぬくもりを生かした暖かい空間に仕上げた。店先にはテラスも用意する。
串カツメニューは、大根や里芋などの野菜(90円)をはじめ、もも肉、ササミなどの肉、タコやホタテなどの海鮮(以上130円~)、チョコバナナなどのデザート(110円~)のほか、「串カツ盛り合わせ」(5本=480円、10本=980円)を用意する。
矢野さんは「カツのパン粉は口当たりが軽く食べやすいよう3度削って使う」と話す。串カツソースにはオリジナルでブレンドした「辛口ソース」「ニンニクソース」「あまくち」の3種類を用意するほか、しょうゆや塩などの調味料を用意。「ご自身の一番おいしいと思う食べ方で串カツを楽しんでほしい」とも。
フードメニューは、「白菜のチョレギサラダ」(290円)、味付けを自家製の赤辛みそか塩から選べる「もも肉の唐揚げ」(2個250円~)、「牛サイコロステーキ」(650円)など。全てのフードメニューは電話注文でテークアウトも対応可。
ドリンクは生ビール、ハイボール、チューハイ、焼酎、グラスワイン(赤・白)、泡盛、梅酒、日本酒、カクテル、ノンアルコールビール(以上350円)、ソフトドリンク(300円)などをそろえる。
身近に感じてもらい来店しやすい雰囲気にするため、店のキャラクターには串カツを片手にタンクトップを着た「おじさん」を採用。店内には、同キャラクターのネオンサインやオリジナル串カツソースの瓶、オリジナルグラスなど所々に「おじさん」が。将来的にはオリジナルグッズの販売も計画しているという。
矢野さんは「おひとりさまでも串カツを手軽にリーズナブルに楽しむことができる店づくりをしていきたい。グループ理念として『一度の外食を一生の思い出に』を掲げており、おいしいものを食べ、スタッフや他のお客さまとの会話も楽しんでいただき、思い出に残る店であれたら」とほほ笑む。
営業時間は16時30分~23時30分。