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神戸の湊川市場内に「湊川いちば美食街」 モデル店「湊川大食堂」先行オープン

湊川市場内の新スポット「湊川いちば美食街」のモデル店「湊川大食堂」

湊川市場内の新スポット「湊川いちば美食街」のモデル店「湊川大食堂」

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 「神戸の台所」と呼ばれる湊川市場に6月12日、新スポット「湊川いちば美食街」(神戸市兵庫区荒田町1)がオープンした。

湊川大食堂「わさび貝飯」

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 湊川市場の入り口にあるファッションビル「パークタウン」を「パークタウン協同組合」が事業主体となって再整備。湊川市場で提供されている食材などを使う飲食店を集めた同スポットを同ビルの一角に設けた。

 今年3月末までに全体(約511平方メートル)を整備する予定のうち、第1期工事分(約128平方メートル)を完了。この日、90.7平方メートルの敷地にモデル店舗として「湊川大食堂」(TEL 078-381-5220)を開店した。

 生鮮品をはじめ、服飾・物販・サービス店など約400店が集まる湊川市場。毎日兵庫県内を中心とした新鮮な食材が集まるにもかかわらず、その場で味わうことができる飲食店が少なく、夜まで営業している店もほとんどないことが課題だったという。

 「オール湊川」がテーマの「湊川大食堂」は、市場にある名店やこだわりのある店主たちが仕入れに協力。七海水産の貝、明石屋丸徳の魚、原商店の豆腐、東山米穀の米、ほだかビーフの黒毛和牛肉、丹波屋の野菜、田又果物店のフルーツなど、さまざまな食材などを組み合わせ、ここでしか味わえないメニューを200種類以上用意する。

 現在、第2期出店者として「湊川市場」の食材を使ったメニューを提供する飲食店を2店舗公募。8月31日までの募集期間に受付順で選考し、美食街エリア1階(約75平方メートル)、同2階(約100平方メートル)の区画への本年度中出店を目指す。

 同店をプロデュースする「RETOWN」の松本篤社長は「買い物や湊川公園でのくつろぎ、通勤通学、家族や友だち同士の楽しみついでに、気楽に立ち寄れる『今どきな、まちの食堂』を目指している。食事はもちろん、仕入れ店舗や食材の良さも伝え、より湊川を楽しんでもらうきっかけとなれば」と話す。

 営業時間は11時~15時、17時~22時(金曜・土曜・日曜・祝日は23時まで)。火曜定休。

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