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三宮高架下に京都発バナナジュース専門店「サンキューバナナ」 期間限定で

バナナジュース専門店「サンキューバナナ 元町」店長の清水依子さん(中央)とスタッフら

バナナジュース専門店「サンキューバナナ 元町」店長の清水依子さん(中央)とスタッフら

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 京都発バナナジュース専門店「サンキューバナナ」(神戸市中央区北長狭通3)が7月20日、神戸・三宮高架下商店街「ピアザ神戸」に期間限定オープンした。

「サンキューバナナ」を運営する「Ginger」の磯石裕子社長

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 今年4月、京都・今出川にオープンした「サンキューバナナ今出川」の姉妹店で、運営はウェディング・イベントプロデュース会社「Ginger」(京都市上京区)。

 同社の磯石裕子社長は「新型コロナウイルスの影響で仕事が無くなり、事務所のある今出川でもほとんどの店が休業。そんな中、子どもの頃に母がよく作ってくれたバナナジュースを作って飲むと気持ちが明るくなった。自粛生活で沈みがちな心にハッピーを届けたいと思い、事務所の軒先でバナナジュースを売り始めた」とオープンの経緯を明かす。

 「オープン後、近所の方を中心にたくさんの方が買いに来てくださった。激務に追われていたコンビニ従業員の方や医療従事者の方などは軒並み飲食店が休業していることで困っておられいて、店が開いていることにとても感謝された。久しぶりに出た散歩の途中で店を見つけてくださり『バナナジュースを飲んでとても元気が出た』とSNSに感謝のメッセージを送ってくださるお客さまも増え、とてもうれしかった」とも。

 店舗面積は約3坪。店舗はバナナをイメージしたイエローで統一し、明るい雰囲気に仕上げた。

 店名について「明るい感じを出すために店名をサンキューバナナにした」という。「レシピはバナナとミルクのみ。バナナジュースには幸せを感じるホルモンといわれる『セロトニン』を作る成分が豊富といわれ、ミルクにはイライラを解消し安心感をもたらす効果があるともいわれている。砂糖を使っていないのでお子さまでも安心して飲んでいただける」とも。

 販売メニューはバナナジュース(390円)。テークアウトのみ。

 磯石さんは神戸に出店した経緯について「神戸で大学時代の4年間を過ごし、とても思い出の多い場所なので出店地として選んだ。神戸には小さなブティックやかわいい雑貨店などがたくさんあり、学生の頃はよく裏路地などを散策した。神戸の皆さんにも、バナナジュース片手に街を散策していただければ。優しい味のバナナジュースで大好きな神戸の街に少しでもハッピーを届けられたら」と話す。

 営業時間は11時~18時30分(無くなり次第終了)。11月30日まで。

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