三宮の生田神社近くにある居酒屋「酒彩家 蛮海(しゅさいや ばんかい)」(神戸市中央区下山手通1、TEL 050-5869-4496)が11月29日、創業37周年を迎える。
神戸牛をはじめ、兵庫県産の素材を使うことにこだわる同店。だしにオリジナルの鯛(たい)骨スープを使った料理が人気という。
建物は、各フロア12坪の3階建て。1階はカウンター5席、テーブル8席、2階はテーブル20席、カウンター4席、3階は15人からの個室として使える座敷30席を用意し、貸し切りにも対応する。屋上にはテラス席16席を設け、食材の持ち込みが無料のバーベキュー利用(席料は3時間8,000円)もできる。
内装は落ち着いたダーク系の色を使い、各フロアはそれぞれ異なった空間を演出することでさまざまな利用シーンに対応。屋号「蛮海」は、荒波にもまれても負けずに越えていく強さを表した。
ランチメニューは、「神戸牛の牛すじチャーハン(スープ付き)」(800円)、料理2品を選べる「BANKAIランチ」(1,000円)など。単品メニューは、「神戸牛の牛すじだしとろ焼き」(880円)、「手包みシューシー黒豚餃子(ギョーザ)(鯛骨スープ入りのみそだれ)」(680円)などを提供する。飲み放題付きコース(4,000円~)も用意する。
ドリンクは、日本酒、焼酎(以上480円~)、酎ハイ、生ビール(以上480円)などをそろえる。
新型コロナウイルス感染防止対策として、コース料理は個別盛りでも対応し、単品料理はテークアウトに対応する。少しでも利用時間を分散できればと夜の営業時間を早め、16時からに変更した。
37周年を記念して今月27日~12月3日の期間限定で、1日に11周年を迎えたカフェ風ヒーリングサロン「Gyros(ジャイロス)」とのコラボ企画を開催。食事をしながら占い師の鑑定が受けられる「Gyrosカウンセラーの鑑定付き 蛮海の期間限定特別コース」(6,000円、8,000円、前日までに要予約)を提供する。
「Gyros」オーナーの羽奏楽さんは「コース料理を楽しみながら、運命やうまく立ち回るヒントをカウンセラーから聞くことができる。占いになじみがない方も仲間の皆さんと一緒に聞いて楽しめる機会になれば」と話す。
店主の乾大将さんは「コロナに負けないような強い気持ちを持つために自分の運命を確認し、おいしいコース料理を食べながら来年からの活力にしていただければ。予約人数によっては3階も貸し切り利用できるので相談してほしい」と話す。
「先代が創業してから37年を迎えることができた。これもひとえに来店いただいた皆さまの支えがあったからこそと深く感謝している。これからもお客さまに楽しい時間をお過ごしいただけるよう、より一層精進していきたい」とも。
営業時間は、ランチ=11時~14時、ディナー=16時~22時30分。