KOBEとんぼ玉ミュージアム(神戸市中央区京町、TEL 078-393-8500)で10月10日より、企画展「ART MARBLE 2009」が開催される。
同展は、国内外の人気アーティストや工房のアートマーブル作品を紹介するもの。Filip VogelpohlさんやZachary Jorgensonさんら16人の作家の作品約160点を展示する。「アートマーブルは芸術的な美しさをもつビー玉状のガラス作品」(同ミュージアム)。
アートマーブルの歴史は古く、さまざまな種類のものがコレクションアイテムとして親しまれている。欧米ではその洗練された技術やデザインが高い評価を受け、オークションやショーが頻繁に行われるほどの人気を誇るという。大きさは直径3~6センチ程度のものが中心。
アートマーブルの魅力について、同ミュージアムの宮本館長は「小さなガラスの球体一つひとつには、アーティストの独創的な世界が展開されている。のぞき込めばそれぞれの世界観に入り込むような、神秘的で不思議な感覚を体験することができ、小さいようでいて、果てしない広がりも感じられる作品形態」と話す。
開館時間は10時~19時。入館料は、大人(高校生以上)=400円、小中学生=200円。来年1月11日まで。