三宮の和食店「よいきち」が改装-一番人気は「銀むつ西京焼き」

「呑喰処 よいきち」店内の様子

「呑喰処 よいきち」店内の様子

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 神戸・三宮に店を構える「呑喰処 よいきち」(神戸市中央区中山手通1、TEL 078-333-7761)が9月24日、オープン6周年を記念しリニューアルオープンした。

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 同店は和食を中心としたメニューを提供する創作料理店。約10坪の店内にカウンター7席、テーブル6席を設ける。以前茶色で統一されていた店内は、リニューアルに伴い白と木目調で統一し、側面の壁には赤い刺し色を入れた。

 メニューにも中華料理や洋食の要素を取り入れ、「女性にも受けるようなメニューを取り入れた」(オーナーの安楽輝行さん)。この時期「一番人気」だという「銀むつ西京焼き」(900円)をはじめ、海鮮料理は20種類、サラダなどの野菜料理も20種類を用意、事前予約でコース料理や鍋料理も提供する。ドリンクは、リニューアル後に加えた紹興酒をはじめ、日本酒、焼酎、ワインなど約30種類をそろえる。

 全国百貨店の催事などにも「手羽先唐揚げ」を出品している同店。「催事商品は子どもから大人まで楽しめるものにしているが、店内では酒に合うものに味を変えている」という「淡路鶏手羽先唐揚げ(甘辛ごまだれ)」(500円)を提供。肉料理はほかにも、神戸牛や豚肉を使ったメニューなど約20種類をそろえる。

 利用客のほとんどが常連だという同店のこだわりは日替わりメニューの多さ。毎日欠かさず仕入れに行くという安楽さんは「毎日のように来店いただける方にも日替わり料理も楽しんでいただきたい。もし嫁が毎日同じものを作ったら、家に帰る楽しみが半減するでしょ(笑)」と毎日約20種類の日替わりメニューを提供している。

 「狭いところで息の詰まる食事ではなく、店内を広く感じてほしい」という思いから、「リニューアルでは店内の雰囲気が明るく見える工夫をした」という安楽さん。「オープン当初より三ノ宮に人が少なくなり、年始からは不況の影響も感じているが、これまでと変わらずお客さまに楽しんでいただける料理を提供し続けていきたい」と意欲をみせる。

 営業時間は18時~翌5時。日曜・祝日定休。

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