わらび餅専門店「とろり天使のわらびもち 神戸三ノ宮店」(神戸市中央区三宮町3、TEL 078-595-9792)が4月24日、神戸・三宮にオープンした。運営は「Star Blossom(スターブロッサム)」(大阪市)。
同店は、ワラビの根10キロからわずか70グラムしか取れないという貴重な本わらび粉を使い「とろとろ食感」に仕上げた「生わらびもち(和三盆、あずき)」(小=540円、中=840円、大=1,080円)のほか、わらび餅を使ったドリンクやスイーツを提供する。
幼い頃から「いつか会社を経営したい」という夢を持ち、特に地域を盛り上げる事業にしたかったという同社の徳田麻莉社長。大学でニュージーランドやカナダへ留学し、卒業後は旅行会社、食品メーカー、不動産での勤務を経て「女性が働きやすい環境やポジションがある会社をつくりたい」と考え昨年12月に起業した。
同店は大阪・中崎町をはじめ、全国にフランチャイズ契約店を8店舗展開。同店グループに勤める知人の紹介で出店を決意した徳田さんは「ストレスを抱え、暗い気持ちになることが多い中、食を通して多くの人を笑顔にしたいと思った」と経緯を明かす。神戸は初出店となる。
メニューはテークアウトのみ。和三盆を使った白あんで作るモンブランクリームの下にわらび餅、アイスクリーム、長崎カステラを重ねた「とろとろ生わらびもちアイスモンブラン」(680円)のほか、カップの底にわらび餅を入れたドリンク「飲むわらびもち(黒蜜、ミルクティー、抹茶)」(各650円)はオプションで豆乳に変更できる(50円増し)。
近日中に「飲むわらびもち(ジンジャーチャイ)」(700円)のほか、わらび餅に純生クリームをのせた「クリームわらびもちセット」も発売予定。
徳田さんは「味に自信があるのはもちろん、お客さまとのコミュニケーションも大切にしている。スタッフとの交流を通してお客さまに笑顔になってほしい。味とスタッフで選んでもらえる店を目指していきたい」とほほ笑む。
営業時間は11時~20時(売り切れ次第終了)。