「2021兵庫運河祭・兵庫津武将祭~平清盛903歳祭~」が9月26日、兵庫区・新川運河一帯(神戸市兵庫区中之島2)で開催される。
【8月26日追記:上記イベントは、現在の新型コロナウイルス感染症の感染状況等を鑑み、延期になりました(11月上旬で最終調整中)】
「2021兵庫運河祭・兵庫津武将祭~平清盛903歳祭~」イメージ
今年で21回目の開催となる「兵庫運河祭」は兵庫運河地域の活性化を目指したイベント。地元で活躍するアーティストのステージや地域商店の出店テントなどをこれまで展開してきた。
兵庫運河地域にゆかりのある平清盛の生誕900年祝賀企画をきっかけに始まった「兵庫津武将祭」は、神戸を拠点に活動している「神戸・清盛隊」と全国から集まった武将隊が、殺陣の演舞や歌などを披露する。昨年から「兵庫運河祭」と共同開催している。
兵庫区長で「兵庫運河祭・兵庫津武将祭」実行委員長の岡本康憲さんは「兵庫運河の歴史は古く、長きにわたり貿易拠点である兵庫の港を支えてきた。その後、貯木場の機能転換などを行い、現在は親水空間として利活用している、プロムナードを整備し、レクリエーションや水上スポーツ、地域イベントなどを行う場となっている」と話す。「兵庫運河祭・兵庫津武将祭は、兵庫運河の新たな魅力と平安時代から息づく『歴史あるまち兵庫津』の魅力の創造・発信と、地域の絆づくりが目的」とも。
実行委員会では現在、コロナ禍に兵庫運河から元気を届けようと、会場近くにある「イオンモール神戸南」、地元企業、商店街、兵庫区と共に「まちを笑顔に!子どもたちを笑顔に!!」を合言葉に掲げ、地域活性化の活動にも取り組んでいる。
7月22日には、感染防止対策強化、子どもたちの発表の場創出などの実現に向けたプロジェクトを立ち上げた。現在、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で8月29日まで支援者を募集している。
目標額は300万円。リターン品は、出演アーティストとの記念撮影や限定グッズなどを用意する。集まった支援金は大型遊具をはじめとしたアトラクションの充実、子どもが楽しめるエリアの新設、感染防止対策強化に掛かる費用に充てるという。
開催時間は11時~18時。