神戸のベビー・子ども関連「ファミリア」(神戸市中央区磯上通4)が9月3日、英語用「神戸ノート」のデザインを手掛けたと発表した。
戦後間もないころ、これからの世代を担う子どもたちに良質な文房具を低価格で提供しようと「関西ノート」(長田区浪松町3)が製造を始めた学習帳。神戸の街並みが印刷された50年以上変わらぬデザインで、世代を超えて使われ続けている。正しい名称は関西ノートB5学習帳だが、販売地域の神戸では1952(昭和27)年の発売以来「神戸ノート」の愛称で呼ばれている。
新たに登場する英語用ノートは、10月中旬ごろから神戸市内の文房具店などで販売。神戸の街並みを手刺しゅうで表現したアートをデータ化した温かみのあるデザインとなっている。
ファミリアでは英語用ノートの発売を記念し、今月6日から同デザインの神戸限定アイテムを販売している。ラインアップは、バッグ(1万3,200円)、ポーチ(9,900円)、ブックカバー(7,700円)、クリアファイル(440円)、リングノート(1,100円)、付箋(770円)。「ファミリア神戸本店」(西町)、「ファミリアさんちか店」(三宮町1)で継続販売商品として取り扱う。
ファミリア広報担当者の中道陽香さんは「子どもたちの学校生活がより楽しいものになるように思いを込めた。神戸ノートと同じデザインのアイテムは日常使いだけでなく、お土産やギフトにもお薦め」と話す。
営業時間は、「ファミリア神戸本店」=11時~18時(金曜・土曜・日曜は19時まで)、「ファミリアさんちか店」=10時~20時。