沖縄食材を使ったダイニングバル「Shima Nomi(シマ・ノミ)」(神戸市中央区元町通2、TEL 078-515-6133)が10月7日、神戸・JR元町駅南側にあるビル2階にオープンした。
店主は「母が沖縄出身で、物心がつく前から沖縄の自然と食べ物に触れて育った」という山本藍海(あいみ)さん。「育ててくれた沖縄の自然や文化をよりたくさんの人に知ってほしいと思った。沖縄のおばーから教わったサーターアンダギー、石垣牛、アグー豚など、沖縄の食文化をおしゃれな神戸の街で楽しんでもらいたい」と出店を決めた。
席数は、テーブル8席、カウンター4席。店内は南国の海をイメージしたシアンブルーと木目を基調とし、温かみのある落ち着いた空間に仕上げた。ディナータイムは壁面に映像を投影し、海中にいるような雰囲気を演出。店名「シマ・ノミ」は「仕事帰りや観光のお客さまに、島でのんびりお酒を楽しむ感覚を提供したい」と付けた。
カフェメニューは、テークアウトもできる「揚げたてサーターアンダギー5個入り」(450円)、「アンダギーブルーシールアイス」(550円)、「南国シマノミバナナフローズン」(480円)など。ディナーメニューは「トロトロ軟骨の豚骨だしペペロンチーノ」(980円)、「フレッシュトマトのマルゲリータピザ」(1,080円)、「石垣牛ランプ、サンカク炙り」(1,780円~2,000円)などを提供する。
ドリンクメニューは「自家製漬け込みハイボール(生ライム&シナモン、生オレンジ&ジュニパーベリー)」(各700円)、泡盛(500円~)、カクテル(550円~)などをそろえる。
山本さんは「昼は外まで香る揚げたてのサーターアンダギーの良い匂い、夜はネオンサインが目印。夜からはバル営業となり、豊富にお酒をそろえているので、忙しい日々の中でも隠れ島のような空間でゆっくりと時間を感じてほしい」と話す。
営業時間は、カフェタイム=12時~16時、ディナータイム=17時~23時。水曜定休。緊急事態宣言・兵庫県時短要請などにより営業時間を変更する場合がある。営業時間の変更は公式のインスタグラムで発信する。