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三宮センター街近くの「毎日食堂 Bucchi」が二毛作営業 夜はビストロ酒場に

ビストロ洋食レストラン「毎日食堂 Bucchi」が夜の営業時間帯を「ビストロ酒場 Bucchi」としてバル営業を始める。

ビストロ洋食レストラン「毎日食堂 Bucchi」が夜の営業時間帯を「ビストロ酒場 Bucchi」としてバル営業を始める。

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 三宮センター街3丁目の北路地裏にあるビストロ洋食レストラン「毎日食堂 Bucchi(ブッチ)」(神戸市中央区三宮町3、TEL 078-333-7676)が10月1日、夜の営業時間帯を「ビストロ酒場 Bucchi」としてバル営業を始める。

「フォアグラとトリュフのソースのオムレツ」

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 新型コロナウイルスが流行し始めた昨年3月に開業した同店。店舗面積は1階・2階合わせて約40平方メートル。1階にカウンター3席、2階にテーブル8席、カウンター4席を用意。ホテルのレストランなどで料理人として経験を積んだ石渕理さんが独立の夢をかなえてテークアウトができるビストロとして開いた。

 「なかなかランチの時間が取りにくいという近隣店舗の方からのニーズがある」と、これまでは定食と弁当を終日提供。料理人の経験を生かしたフレンチベースのコース料理などの予約も受けていた。

 「新型コロナによる長く続く時短要請などに伴い、店舗周辺の人流やお客さまのニーズに変化があった。定食だけを利用するお客さまが激減したことと、お酒と一緒に楽しむコース料理の注文も減った」と石渕さん。これまで築き上げてきたフレンチをベースにした本格的な料理をバル感覚で気軽に食べてもらえるスタイルを取り入れた二毛作営業を始める。

 コンセプトは「ビストロベースの誰でも入りやすい『ちょっと良い居酒屋』」。夜営業に切り替えると同時に2階の照明を落とすという。

 バルとして完全に業態変更をすることも考えたという石渕さん。「新型コロナの流行と同じ時期にスタートした当店は、オープンから応援してくれているお客さまに支えられ続けることができている。ほとんどの常連のお客さまは定食を利用している。その方々や今後の来店を楽しみに待っている方のためにもこれまでの昼のスタイルは残そうと思った」と明かす。

 夜のメニューは、「フォアグラとトリュフのソースのオムレツ」(780円)、「モッツァレラのムース」(420円)、「目の前の中華の店『良友酒家』のシュウマイ」(495円)、「本日のカルパッチョ」(880円)、「カレーパン」(210円)など。各種弁当(650円~)も販売する。食べ飲み放題プラン(5,000円)、ディナーコース(6,800円)も用意し、2階は貸し切り利用にも対応する。

 石渕さんは「利用される方のニーズに合わせて楽しんでもらえる店を目指したい。新型コロナが終息し、営業が軌道に乗れば、近隣に2号店、3号店と展開していきたい」と前を向く。

 営業時間は、「毎日食堂 Bucchi」=11時~15時30分、「ビストロ酒場 Bucchi」=16時~22時。水曜定休。緊急事態宣言・兵庫県時短要請などにより営業時間を変更する場合がある。営業時間の変更は公式のインスタグラムで発信する。

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