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神戸・元町映画館で10周年記念オムニバス映画「きょう、映画館に行かない?」上映

元町映画館10周年記念のオムニバス映画「きょう、映画館に行かない?」

元町映画館10周年記念のオムニバス映画「きょう、映画館に行かない?」

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 元町映画館10周年記念のオムニバス映画「きょう、映画館に行かない?」上映が11月27日、元町商店街4丁目のミニシアター「元町映画館」(神戸市中央区元町通4、TEL 078-366-2636)で始まる。

「きょう、映画館に行かない?」作品

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 昨年8月21日に開館10周年を迎えた同館。昨年はじめに小田香監督(代表作「鉱 ARAGANE」など)が発起人となり、10年間で上映を通してつながりが生まれた11人の映画監督たちが「10周年のお祝い」として、同館に短編作品を贈るプロジェクトが始動した。

 程なくして新型コロナウイルスの影響を受け、プロジェクトは延期。延期を重ねながらも11周年を迎えた今年8月にいったん「お披露目版」として上映され、ようやく完全版の公開が決まった。

 同作は、「神戸~都市がささやく夢~」(衣笠竜屯監督)、「オードリーによろしく」(加藤綾佳監督)、「Night Train」(小田香監督)、「これから」(切通理作監督)、「Moment」(手塚悟監督)、「Home Coming Daughters」(草野なつか監督)、「あなたが私に話しかける言葉を聞きたい」(松野泉監督)、「すずめの涙」(野原位監督)、「光の窓」(鈴木宏侑監督)の9作品と今井いおり監督、宇治茶監督によるコメント映像で構成されている。

 上映後の舞台あいさつは、ホームページで確認できる。期間中、同作品に参加する監督たちがこれまでに制作した作品を日替りで上映する「元町映画館と映画作家たちの10年ちょっと。」も同時開催。

 同館・支配人の林未来さんは「映画が好きというだけの個人が集まりお金を出し合ってつくったちいさな劇場がここまで運営を続けてこられたのは、映画を愛し足を運んでくださりさまざまな形で応援してくださるお客さまたちに支えられてきたからと深く感謝している」と話す。「大変な中で作品制作をしてくださった監督たちには、感謝してもしきれない。愛がいっぱい詰まったこの作品を、皆さんと共有できることをなによりうれしい」とも。

 上映時間はホームページに掲載する。料金は、一般=1,700円、学生=1,000円、60歳以上=1,200円。12月3日まで。

 今後は、12月18日=大阪「シネ・ヌーヴォ」、来年1月=京都「京都みなみ会館」でも上映を予定している。

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