北海道発ベーカリー「ペンギンベーカリー神戸垂水店」(神戸市垂水区小束山本町3、TEL 078-797-5346)が2月11日、神戸・垂水のステーションパーク小束山内にオープンする。
「北海道産小麦ゆめちから」を使った創業以来人気というペンギンベーカリーの看板商品「とべない食パン」
北海道に本社を構える「ペンギン」のフランチャイズ契約店で、兵庫・大阪・京都で飲食業を展開するアルバータダイニング(姫路市)が運営する。
ペンギンベーカリーは、「北海道の大地で育った小麦を使い、子どもからお年寄りまで毎日食べていただけるパン屋さん」をコンセプトに、北海道9店舗、フランチャイズ契約店として兵庫県1店舗、東海・信越地方5店舗、埼玉県2店舗を展開。神戸初出店となる。
提供するパンは、「グルテン量が多くもっちりやわらかな仕上がりになる」(同社)という北海道産小麦を中心に、北海道の食材をふんだんに使用。同社によると、生地の製造が困難なため製パンとしての広がりが少ない北海道産小麦を使ったパンは、おいしさと希少性から多くは高級パンとして流通しているのが実情という。「家族みんなで毎日食べてほしい」との思いで、素材だけでなくリーズナブルな価格にもこだわる。
商品は、日本カレーパン協会主催の「カレーパングランプリ2020・2021」で2年連続の最高金賞と金賞を受賞したカレーパン各種のほか、「北海道産小麦ゆめちから」を使った創業以来人気という看板商品「とべない食パン」など。幅広いニーズに合わせ、定番から変わり種まで常時70~80種類のパンを提供する。非接触で安心安全に買い物を楽しんでほしいと支払いにはセミセルフレジを導入する。
「アルバータダイニング」の牧野康博社長は「神戸垂水店は共用の250台以上の駐車が可能な駐車場があるので、車での移動が多い近隣エリアでの来店にも便利。地域のお客さまからの要望が多く寄せられていたイートインスペースも併設する。完全セルフサービスのスペースとなり、十分なフィジカルディスタンスを設けゆったりとした設計なので、安心して利用してほしい」と話す。
営業時間は8時30分~19時(売り切れ次第終了)。店内の混雑状況や商品が売り切れた場合や新型コロナウイルスの感染流行状況などでイートインスペースを封鎖する場合がある。