「アシックス」(神戸市中央区港島中町7)が3月19日から、ミニチュアサイズのシューズを作るワークショップをオンライン開催する。
シューズの生産ラインから出た残材、残反、端材を再利用し、実際のシューズ製造工程に則り行う同ワークショップ。神戸ポートアイランドにある企業博物館「アシックススポーツミュージアム」の来館者特典として企画した。同ワークショップはこれまで、校外学習にも採用されるなど、親子や子どもたちを中心に延べ8000人以上が参加している。
参加者からは「複雑な製造工程を知ってモノを大切にする気持ちが生まれた」「廃材が利用されておりリサイクルに対する意識が高まった」などの声が寄せられ、好評という。
同社では、より多くの人に靴作りを手軽に楽しく取り組んでもらおうと、ビデオ会議ツール「Zoom」を使いオンラインで講座を展開する。
参加希望者に専用キットを送付し、同社社員が製作手順を伝えながら、接着剤を使い大きさ約8センチのミニチュアシューズを作る。専用キットは、作成に必要な材料と道具が一式入っており、特別な知識や技術がなくても楽しむことができるという。
毎月変わるミニチュアシューズのデザインは実際に販売しているシューズがモチーフになっており、デザインは同社ウェブサイトでも公開する。
開催時間は土曜10時~11時40分。定員は先着8人。対象は10歳以上。参加費は1,200円。申し込みは同社ウェブサイトで受け付ける。