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映画館「神戸国際松竹」閉館 新たに「キノシネマ」開業へ

シアター入り口

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 神戸国際会館(神戸市中央区御幸通8)11階にある映画館「神戸国際松竹」が3月17日、閉館した。

シアター場内の様子

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 1956(昭和31)年10月に開業した同映画館。1995(平成7)年1月に発生した阪神・淡路大震災で休館を余儀なくされたが1999(平成11)年4月にリニューアルオープンした。松竹マルチプレックスシアターズが運営していた。

 木下グループで映画館の開発・運営・興行を手掛ける「kino cinema」(東京新宿区)が4月1日、同所で新たに映画館「kino cinema(キノシネマ)神戸国際」を開業することを3月5日に正式発表した。

 「kino cinema」は、2019(平成31年)年4月に「kino cinema 横浜みなとみらい」(神奈川県横浜市)、同年6月に「kino cinema 立川髙島屋S.C.館」(東京都立川市)、2020年6月には「kino cinema 天神」(福岡県福岡市)を開業。「kino cinema 神戸国際」は全国4館目で関西初出店となる。

 館内は4スクリーン(99席~145席、車いす席各1席)を備え、総席数は520席。木下グループの映画製作・配給会社「キノフィルムズ」が配給する作品などを上映するという。

 オープニング番組として、「銀河英雄伝説Die Neue These 激突 第一章」「銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第二章」(以上、松竹ODS事業室)「ウェディング・ハイ」「METライブビューイング2021-22 ヴェルディ『リゴレット』」(以上、松竹)、「アネット」(ユーロスペース)、「L//R15『愛なのに』『猫は逃げた』」(スポッテッドプロダクションズ)、「シャドウ・イン・クラウド」(カルチュア・パブリッシャーズ)、「あんさんぶるスターズ!! -Road to Show!!-」(バンダイナムコアーツ)を予定する。

 3月9日には、「kino cinema 神戸国際」公式ツイッターを開設。公式ホームページと併せて上映作品などを紹介する。

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