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神戸発アプリ「DIIIG」でデジタルスタンプラリー「桜ライド」 自転車で桜の名所巡る

自転車で桜の名所を巡るデジタルスタンプラリー「桜ライド」を企画した清水琢さん(右)と森本保乃花さん(左)

自転車で桜の名所を巡るデジタルスタンプラリー「桜ライド」を企画した清水琢さん(右)と森本保乃花さん(左)

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 神戸に本社を置く「DIIIG(ディグ)」(神戸市中央区三宮町1)が開発・運営するミッションアプリ「DIIIG」で3月19日から、自転車で桜の名所を巡るデジタルスタンプラリー「桜ライド -2022 SPRING-」が始まった。

指定のスポットでGPSチェックインするとミッションクリア

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 位置情報に基づいたポイント機能で2018(平成30)年に特許を取得し、神戸を中心に地域活性化やおでかけ促進を目的としたテストマーケティングを行ってきた同アプリ。2020年6月から「外出を最高のエンタメに」をテーマにリニューアルし、街を舞台としたデジタルスタンプラリーやサイクルツーリズムに活用されている。

 「桜ライド」は同社のシステム開発を担当する清水琢さんと森本保乃花さんを中心に企画。清水さんはサイクリング歴13年で全国のレースに出場し、入賞経験も持つ。現在も健康づくりのため、ほぼ毎日走り、時にはサイクリングイベントのガイドライダーも務めている。森本さんは2021年、大阪・東京間500キロ超を1日で走り切る「キャノンボール」に挑戦し、22時間55分で完走した。「国内ではおそらく女性初」(森本さん)と明かす。

 サイクリング経験が豊富な2人が「自転車は車や徒歩とは全く違うスピード感で、季節の風景を感じられるのが魅力。サイクリストとしてお花見シーズンに本当に走りたいコースを網羅した」という。

 瀬戸内の海岸通りを走りながら姫路城や赤穂御崎などの桜の名所を巡る「瀬戸内の海を駆け抜ける。播州桜ライド」、大阪から奈良の桜を見に行く「一目千本、吉野の山桜に包まれる桜ライド」など、全国7コースを用意。今後も増える予定という。

 参加には、ミッションアプリ「DIIIG」のダウンロードが必要。アプリ内で参加費決済後、期間内いつでも参加でき、全てのミッションをクリアするとその土地にまつわる酒が後日自宅に届く。

 清水さんは「ご当地グルメやお酒を楽しむサイクリストが多いが、実際は荷物になるのでなかなか持って帰れない。完走記念として後日届くお酒のセレクトにもこだわったので、自分のご褒美として楽しんでもらえれば」と話す。「新型コロナの影響で宴会スタイルの花見ができない状況が続いているが、サイクリングだと密を避けて楽しめる。春の匂いを感じながら桜スポットを駆け抜ける爽快感を味わってほしい」とも。

 参加費は3,000円~(DIIIG利用手数料として要別途10%)。4月28日まで。

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