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神戸家具の老舗「永田良介商店」が創業150周年 記念展も

老舗オーダーメード家具店「永田良介商店」が創業150周年を迎えた

老舗オーダーメード家具店「永田良介商店」が創業150周年を迎えた

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 神戸家具ブランドの伝統の技を守りながら職人の手によるオーダーメードの家具を製作する「永田良介商店」(神戸市中央区三宮町3、TEL 078-391-3737)が4月1日、創業150周年を迎えた。

60年~100年前に製作した「和製アンティーク」家具を展示

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 1868年の神戸開港に伴い居留地とその周辺に雑居地が形成され、外国人の実用的な需要が発生したことを契機に始まった神戸の洋家具産業。同店によると、神戸洋家具の系譜は船大工技術による修理業と洋家具を再生販売する道具商が起源であると特定されており、現代のSDGsに通ずる考え方で持続可能な産業として神戸の街に定着していったという。

 1872(明治5)年に道具商「永田良助商店」として開業した同店。西洋家具の修理を扱ううちに、程なくして家具の製造を始める。日本人の繊細な技術で作られる家具は居留地に住む外国人から評判を呼び、2代目良介の頃にはイギリスへ輸出されるようになる。欧州遊学をした3代目善従の時代に現在のデザインテイストを確立し、今日まで神戸家具を代表するブランドとして伝統と技術を継承している。

 神戸の洋家具産業の中で営業を続けてきた同店は、神戸が日本でいち早く洋家具を取り入れてきたこともあり、現代まで残っている洋家具店として最も古い店となる。

 創業150周年となる今年は店舗外観にのれんを掲げ、伝統と歴史を表現。創業時のロゴをアレンジした150周年用限定ロゴも制作した。

 店内では5月中旬まで「創業150周年記念展~神戸洋家具の歴史を永田家具と共に~」を開催。同店が60年~100年前に製作した「和製アンティーク」家具、明治~大正に撮影された写真など、普段は一般公開していない資料を展示する。

 6代目店主の永田泰資さんは「ライフスタイルや時代の変化により多様化する消費者のニーズを形にする高い技術力が評価され、現在でも国内外問わず根強い支持を頂いている。大量生産の家具にはない魅力が神戸洋家具にはある」と話す。「この機会に昔懐かしい写真や資料と共に、港町神戸だからこそ育まれた洋家具産業の歴史を見てもらいたい」とも。

 営業時間は11時~18時。水曜、第1・3・5火曜定休。

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