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世界一臭いといわれる「ゾウコンニャク」 神戸どうぶつ王国で初開花

世界一臭いと言われている植物「ゾウコンニャク」が「神戸どうぶつ王国」で初めて開花した。

世界一臭いと言われている植物「ゾウコンニャク」が「神戸どうぶつ王国」で初めて開花した。

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 神戸ポートアイランドの全天候対応施設「神戸どうぶつ王国」(神戸市中央区港島南町7、TEL 078-302-8899)で6月9日、世界一臭いといわれている植物「ゾウコンニャク」が初めて開花した。

開花直前の「ゾウコンニャク」

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 地中の球根がゾウの足のような形をしていることから名付けられたゾウコンニャクは、東南アジア~オーストラリア原産のサトイモ科コンニャク属。悪臭を放つのは開花後約2日間といわれ、同施設によると「肉の腐ったような強烈な悪臭を放つ特徴があるが、これは受粉のため虫を引き付ける役割がある」という。

 6月7日、同施設がSNSで「もうすぐゾウコンニャクが初めて開花しそう」と投稿。ちょうど休園日だった2日後の夕方に咲いたことを報告した。

 植物スタッフの佐藤泰弘さんは「購入時の球根の大きさは5センチだったが、6年かけて約40センチに成長し、ようやく花が咲いた。私自身も臭いを嗅いだことがなく、どんな臭いがするのか楽しみだったが想像以上に臭かった。例えるなら、真夏に生ごみを出すのを忘れてしまったような臭い。飼育スタッフからの『どこからか、めっちゃ臭い臭いがする』という連絡で咲いたことが分かったほど」とほほ笑む。「お客さまにようやく開花した姿を見ていただけたのでうれしい」とも。

 展示場所はウォーターリリーズ「ふれあいフィッシュ」前。開花終了まで展示する。

 開園時間は10時~16時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。木曜休園。入園料は、大人(中学生以上)=1,800円、小学生=1,000円、幼児(4歳以上)=300円、シルバー(満65歳以上)=1,300円。

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