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神戸どうぶつ王国で初のアメリカバク赤ちゃん、一般公開

神戸どうぶつ王国で初となるアメリカバクの赤ちゃんと母親のメイ

神戸どうぶつ王国で初となるアメリカバクの赤ちゃんと母親のメイ

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 神戸ポートアイランドの全天候型対応施設「神戸どうぶつ王国」(神戸市中央区港島南町7、TEL 078-302-8899)で10月23日、アメリカバクの赤ちゃんの一般公開が始まった。

アメリカバク親子、授乳の様子

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 レッドリストで絶滅危惧種に指定されており、既存する有蹄(ゆうてい)類の中で最も原始的な種として知られるアメリカバク。同園では2016(平成28)年から飼育しており、現在3頭がいる。

 9月23日深夜2時前に雌1頭が誕生。同園では今回が初めての赤ちゃんとなる。出生時10.13キロだった体重は1カ月で約2倍に増えた。幼獣には保護色としてしま模様があり、1年ほどで無くなる。

 公開場所は「熱帯の森」エリアのアメリカバク展示場。公開時間は13時~閉園まで。動物の体調により予告なく内容が変更・中止になる場合がある。

 飼育スタッフの浦川翔さんは「母親のメイは2回目の出産だったが当園での出産は初めて。出産後、母親が赤ちゃんに攻撃的になり人工保育に切り替えようか迷ったり、体重増加が伸び悩んだり、いろいろ苦難はあったが、やはり親が育てるのが一番。今は安心して母親に育児を任せている。この貴重な命をまた次につなげていけるよう、これからも慎重に見守っていく。赤ちゃんには、今はこの時期にしかないしま模様があるので、会いに来てもらえれば」と笑顔で話す。

 開園時間は10時~16時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。木曜休園。入園料は、大人(中学生以上)=1,800円、小学生=1,000円、幼児(4歳以上)=300円、シルバー(満65歳以上)=1,300円。緊急事態宣言などにより開園時間・休園日を変更する場合がある。

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