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神戸どうぶつ王国に特定動物新展示場 初公開のブラジルカイマンも

初公開となる小型のワニ「ブラジルカイマン」

初公開となる小型のワニ「ブラジルカイマン」

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 神戸ポートアイランドの全天候対応施設「神戸どうぶつ王国」(神戸市中央区港島南町7、TEL 078-302-8899)内「熱帯の湿地」エリアに10月7日、ブラジルカイマン・ワニガメ新展示場がオープンした。

ワニのような大きな口を持つ「ワニガメ」

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 ワニの中でも小型種のブラジルカイマンは同園初公開。魚類、両生類、小型の哺乳類などを捕食し、獲物を捕まえる瞬間は非常に素早いが、普段は水中の洞窟や倒木などに身を潜めてほとんど動かないという。体は黒くごつごつしており、頭部は黄褐色で水中の落ち葉に擬態する。

 ワニガメはワニのような大きな口を持ち、かむ力が300~400キロほどある。ミミズのような舌で魚をおびき寄せて、大きなものでは体重100キロを超える生き物を捕食するという。怪獣「ガメラ」のモデルともいわれている。

 いずれも動物愛護管理法に基づき、「人の生命、身体又は財産に害を加える恐れがある動物」として政令で特定動物に定められている。

 飼育スタッフの藤井菜摘さんは「どちらも体は小さいが、とても危険な動物。生き抜くために備わった能力をガラス越しに見てほしい」と話す。

 開園時間は10時~16時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。木曜休園。入園料は、大人(中学生以上)=1,800円、小学生=1,000円、幼児(4歳・5歳)=300円、シルバー(満65歳以上)=1,300円。

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