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神戸の駅弁店が海上保安庁コラボ商品販売 海の緊急通報「118番」周知へ

神戸の駅弁販売店「淡路屋」と海上保安庁のコラボ商品「海の『もしも』は118番ひっぱりだこ飯」

神戸の駅弁販売店「淡路屋」と海上保安庁のコラボ商品「海の『もしも』は118番ひっぱりだこ飯」

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 神戸の駅弁販売店「淡路屋」(神戸市東灘区魚崎南町3、TEL 078-431-1682)が1月7日、海上保安庁とのコラボ商品「海の『もしも』は118番ひっぱりだこ飯」の販売を始める。

ヘリコプターからタコを助けに行く機動救難士

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 「ひっぱりだこ飯」は1998(平成10)年4月、神戸・明石と淡路島を結ぶ明石海峡大橋開通を記念して開発した人気の駅弁。これまでさまざまなコラボ商品を展開しており、昨年1月に海上保安庁とのコラボ第1弾として同商品を発売した。

 「118番」は海の緊急通報番号で、海上保安庁では毎年1月18日を「118番の日」に制定している。

 淡路屋副社長の柳本雄基さんは「電話番号の運用開始から20年以上、制定から10年以上経過したが、いまだ世間の認知度が低く、間違い・無言・即断とった非有効の通報件数が99%と多い現状にあると聞いている」と話す。

 「ひっぱりだこ飯」を海上保安庁仕様に仕上げることで「118番」の一層の周知を図る。

 コラボ第2弾は、同商品の掛け紙とタコつぼ風容器のデザインを一新。海をイメージした青色に仕上げた陶器に、ヘリコプターからタコを助けに行く機動救難士を描いた。掛け紙には「海の『事件・事故』は118番」と記載し、海上保安庁の潜水士が海の中でタコと出合うイラストが描かれている。

 中身には、タコだけでなく神戸にある第五管区保安本部が管轄する海に多く生息するイカも加えたという。

 価格は1,300円。販売数は2万個の予定。淡路屋各店で販売するほか、同社オンラインストアでは地方発送にも対応する。

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