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「神戸市×御船印」地元企業コラボ 第2弾は駅弁店「淡路屋」

「淡路屋×御船印」コラボ商品「御船印版ひっぱりだこ飯」

「淡路屋×御船印」コラボ商品「御船印版ひっぱりだこ飯」

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 神戸の駅弁販売店「淡路屋」(神戸市東灘区魚崎南町3、TEL 078-431-1682)が7月16日、コラボ商品「御船印版ひっぱりだこ飯」の販売を始めた。

公式船印帳「港街(みなとまち)/神戸」と御船印

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 「ひっぱりだこ飯」は1998(平成10)年4月、神戸・明石と淡路島を結ぶ明石海峡大橋開通を記念して開発した人気の駅弁。これまでさまざまなコラボ商品を展開しており、今回は御船印めぐりプロジェクト事務局(運営はディスクマイスター、東京都中央区)とコラボ開発した。

 同事務局は、船の御朱印「御船印」を集めることを通じて、旅客船・観光船業界の利用促進や発着地の経済活性化を目指す「御船印プロジェクト」を昨年4月に始動。港や船内で販売する御船印は、多くの地域や参加社を巡った人を顕彰するためマスター制度を設けており、御船印を集めた数によって「一等航海士」「船長」の称号を授与し、希望者に認定証を発行している。

 今年4月には、「地方自治体で初」(御船印めぐりプロジェクト)という神戸市との事業連携を始め、全国に先駆けて地域称号「神戸ポートエキスパート」を新設。同プロジェクトの一環として行った地元企業とのコラボ第1弾企画では、神戸港周辺のホテルでのオリジナル宿泊プラン提供を行った。

 「淡路屋」の寺本督社長は「神戸港沖に停泊している船は昔に比べると減っており、親しみを持ちづらくなっている。港は神戸っ子の誇りでありシンボル」と話す。同プロジェクト賛同企業の同社では第2弾企画としてタイアップ商品を開発した。

 「御船印版ひっぱりだこ飯」の陶器は港街をイメージした青色に仕上げ、掛け紙にはタコが船や御船印と戯れるユニークな姿を描いた。中身は、「真ダコの旨(うま)煮」「穴子煮」「醤油(しょうゆ)飯」などを盛り付ける。

 価格は1個=1,250円。淡路屋各店で販売するほか、同社オンラインストア販売で地方発送にも対応する。8月15日まで。

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