洋菓子店「ユーハイム神戸元町本店」(神戸市中央区元町通1、TEL 078-333-6868)内に7月1日、イタリア発ジェラートショップ「Badiani(バディアーニ)」日本1号店がオープンした。
神戸元町店テーマカラーのオレンジにブランドカラーのブルーをアクセントにしたショーケース
バディアーニは1932年、ジェラート発祥の地イタリア・フィレンツェの中心部で創業した老舗。2015年に海外進出を果たし、現在イギリスに12店舗、スペインに4店舗を展開する。
同社とタッグを組むのは、神戸出店から今年100周年を迎える「ユーハイム」。2019年、イギリス・ロンドンでバディアーニのCEO マッシモ・フランキさんとユーハイム社長の河本英雄さんが出会ったことをきっかけに、ライセンス契約を結んだ。
河本さんは「ジェラートの伝統の味を守り続けるバディアーニは、ユーハイムのお菓子作りと通ずるものを感じる。バウムクーヘンとジェラートを合わせた新展開も考えている」と明かす。
店舗は「ユーハイム神戸元町本店」1階奥に位置する。日本1号店のイメージカラーであるオレンジを基調とし、ブランドカラーのブルーをアクセントにした内装に仕上げた。
ジェラートは、牛乳、クリーム、砂糖、卵を基本にシンプルな材料で作るバディアーニの代表フレーバー「ブォンタレンティ」、ブォンタレンティにヘーゼルナッツのプラリネチョコレートソースを合わせた「ブォンタレンティドルチェヴィータ」のほか、「ミルクチョコレート」「抹茶」「ヘーゼルナッツ」「ストロベリー」など約16種類のフレーバーをそろえる。サイズは、2種類のフレーバーを選ぶ「メディオ(カップ)」(692円)、3種類のフレーバーを選ぶ「グランデ(カップ)」(756円)。65円追加でカップからワッフルコーンへの変更に対応する。
マッシモ・フランキさんは「アジア初出店の地として選んだ神戸はコスモポリタンで、イタリアとも友好関係にある。この街で本場イタリアのジェラートを提供できることをうれしく思う」とほほ笑む。「将来的には、日本酒などを使った日本オリジナルフレーバーのジェラートを開発したい」とも。
営業時間は11時~18時。水曜定休。