ドキュメンタリードラマ映画「神戸 ~都市が囁(ささや)く夢~ 長編版」の上映会が10月13日~15日、神戸・元町商店街4丁目にある「こうべまちづくり会館」(神戸市中央区元町通4)で行われる。
文化庁支援事業「ARTS for the future!」の一環として製作された同映画。日本に初めて映画が上陸した場所が神戸といわれていることから、数々の貴重資料映像と共に「神戸と映画の100年」を振り返る。
監督は、神戸で映画制作団体「神戸活動写真倶楽部・商会 港館」を30年間主宰している衣笠竜屯(りゅうとん)さん、脚本・プロデューサーは川村正英さん。主演は、澪クリエーション所属俳優で兵庫県宍粟市(しそうし)観光大使でもあるmayu(まゆ)さん、俳優の西出明さんがナレーションを務める。
2021年、神戸の元町映画館10周年記念オムニバス映画「きょう、映画館に行かない?」の一編で、同作の短編版を初公開。長編版となる同作の上映は初となり、来年の劇場公開を目指しているという。
当日は、衣笠さんらとゲストによるトークショーのほか、mayuさんによるあいさつ動画、mayuさん出演短編映画「風船心中」「地球冷却計画」「地球冷却計画 メイキング動画」を同時上映する。
mayuさんは「神戸の歴史と映画の歴史をこの作品を通して見てほしい」と呼びかける。
18時20分開場、20時30分終了予定。料金は1,500円。前売りチケットは「TIGET(チゲット)」で販売している(空きあれば当日販売も行う)。