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神戸で福島×兵庫×ワールド・ワン連携フェア 「食の魅力」PR

両県の料理を盛り合わせたメニュー「相馬原釜産ほっき貝と播磨灘産牡蠣の浜焼き」

両県の料理を盛り合わせたメニュー「相馬原釜産ほっき貝と播磨灘産牡蠣の浜焼き」

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 日本の郷土料理を提供する飲食店を展開する「ワールド・ワン」(神戸市中央区下山手通2)が現在、「うまいもんフェア兵庫&福島」を居酒屋「ひょうご五国ワールド 神戸三宮横丁」(北長狭通2、TEL 078-321-4510)で開催している。

福島県浪江町のソウルフード「なみえ焼きそば」

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 兵庫県と情報発信・地域経済活性化を目的とした連携協定を結ぶ同社は、季節ごとに兵庫県食材の魅力を発信するフェアを実施。今回は特別版として、福島県と兵庫県の水産物を活用した食のPRを行う連携企画を行っている。

 同社広報担当者の松波知宏さんは「東京電力福島第一原発の処理水放出をきっかけに国産の水産物消費を盛り上げようという気運が高まる中、食体験を通じて両県の水産物のおいしさや漁業を消費者にPRしたいとの思いから企画した。全国的な消費者の魚離れを防ぐことも目的」と話す。

 同フェアでは、同社が両県からの食材提案を受け「食の魅力」が実感できる料理の開発を担当。福島と兵庫のグルメを提供する。

 魚料理のほか、両県の郷土料理・ソウルフードを用意。「相馬原釜(はらがま)産ほっき貝と淡路島産さざえの刺身」「相馬原釜産ほっき貝と播磨灘産牡蠣(かき)の浜焼き」「福島いかにんじんと兵庫いかなごくぎ煮」「阿武隈紅葉漬(あぶくまこうようづけ)と香住カニ味噌(みそ)」「淡路島たまねぎと福島県産豚ホルモン炒め」、福島相馬沖あなご味噌と六甲味噌の「味噌焼きおにぎり食べ比べ」など両県の料理盛り合わせのほか、B級グルメの祭典でグランプリを受賞した経歴のある福島県浪江町のソウルフード「なみえ焼きそば」、兵庫県長田区の下町グルメ「ぼっかけ焼きそば」など、食べ比べできる料理を提供する。

 松波さんは「ランチョンマットやメニューポップで料理や酒の特長を楽しく紹介することで福島県と兵庫県の食の魅力を知ってもらい、身近に感じてほしい」と話す。

 営業時間は16時~23時(土曜・日曜・祝日は14時~)。11月30日まで。

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