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神戸の駅弁店が海上保安庁とコラボ 「118番の日」にちなみ新商品

「毎年コラボを続けていきたい」と話す柳本さん

「毎年コラボを続けていきたい」と話す柳本さん

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 神戸の駅弁販売店「淡路屋」(神戸市東灘区魚崎南町3、TEL 078-431-1682)が1月12日、海上保安庁とのコラボ商品「海の『もしも』は118番ひっぱりだこ飯」の販売を始める。

海の「もしも」は118番ひっぱりだこ飯

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 同店の駅弁「ひっぱりだこ飯」は1998(平成10)年4月、神戸・明石と淡路島を結ぶ明石海峡大橋開通を記念して開発されたもの。この駅弁をベースに、これまでさまざまな企業・団体とのコラボ企画を展開してきた。中でも、海上保安庁とのコラボ商品はコアなファンの間で根強い人気があり、
今回で3度目のコラボとなった。

 海上保安庁は、海上における事件・事故の緊急通報用電話番号として「118番」の運用を2000(平成12)年に開始。毎年1月18日を「118番の日」を制定して10年以上がたつが、いまだ世間の認知度が低く「間違い・無言・即断」といった非有効の通報件数が 約99%と非常に多いのが現状。この状況を踏まえ、今回のコラボ商品が実現した。

 今回は陶器にこだわり、海上保安庁の舟艇をイメージしたつぼに同庁の「S字章」を描いた特別仕様にし、より海を想起させやすいデザインにした。淡路屋副社長の柳本雄基さんは「2年前に起きた知床半島の観光船事故など、118番が浸透することで防げるものもある」と話す。「110番や119番のようになるには言い続けることが大切。毎年コラボを続けていきたい」とも。

 価格は1,480円。販売数は1万5000個を予定。淡路屋各店とオンラインストアで販売する。

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