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神戸で「酒かす」×「チーズ」の喫茶文化ツアー 新名物誕生に期待

「Cafeあんご」で提供する「神戸チーズトースト」

「Cafeあんご」で提供する「神戸チーズトースト」

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 神戸市内の喫茶店・飲食店10店舗で1月13日より、酒かすとチーズを使ったオリジナルトーストを食べ歩く「神戸チーズトースト喫茶ツアー」が初めて開催される。

「利き酒チーズトースト」

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 「神戸のご当地トーストを作りたい」と地元喫茶店・飲食店やチーズメーカー協力の下、2022年に市民有志で結成した「神戸チーズトースト実行委員会」が企画した同イベント。神戸と縁の深い「パン」と組み合わせる食材候補として、「黒豆」「いかなご」「酒かす」の3つの中から最終的に選んだ「酒かすチーズトースト」を新たなご当地名物「神戸チーズトースト」と命名。参加喫茶店ごとに独自のアレンジを加えたチーズトーストを提供する。

 参加店は、「英國屋三宮センター街3丁目店」「萩原珈琲店元町サントス」「DORSIA」「Link tree」「M BASE BAR」(以上、神戸市中央区)、「Teacafe Colour」「Cafeあんご」(以上、灘区)、「IN THA DOOR BREWING」(東灘区)、「下町Cafe茶豆」(長田区)、「珈琲(コーヒー)焙煎(ばいせん)工房」(須磨区)。老舗パン店として「イスズベーカリー」や灘五郷の酒造も協力する。

「使う酒かすの種類によって味や風味が変わり、喫茶店ごとにオリジナルの味が生まれている」と話すのは実行委員会事務局の土原翔吾さん。「喫茶店を訪れた際、『どこの酒蔵の酒かすを使っているのですか?』など、店主との会話も楽しんでいただければ」とも。

 参加費は500円。イベント公式ページで1月20日までに事前申し込みが必要。喫茶店での飲食費は2店舗まで参加費に含まれる。1月21日まで。

 灘五郷酒所(東灘区)では1月13日と21日、灘の酒蔵のさまざまな酒かすを使った「利き酒チーズトースト」を提供するイベントも行う。事前申し込み不要。

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