
「神戸震災復興記念公園」(神戸市中央区小野浜町)や「東遊園地公園」(加納町6)などで1月15日~17日、「シンサイミライノハナプロジェクト」が開催された。
同プロジェクトは代表の西川亮さん、萩原盛之さんら実行委員会メンバー約30人が主催するもの。参加者は、花びらの形をした10センチほどの黄色いメッセージカードに「ワタシにとっての震災とは」を記入、その後メンバーがカード5枚を組み合わせ花の形に仕上げ三宮・元町エリアを中心に展示した。街頭で配布するなどしたメッセージは、神戸以外にも大阪府などからも集まり3万枚を超えたという。
主に同園の東側にある「語り継ぎ広場」に展示した「シンサイミライノハナ」。花の茎に見立てたプラスチック部分が風に揺られてしなる様子は、まるで本物の花のようだ。揺れる様子を写真に撮る人、メッセージを一枚一枚読む人など、見る人をそれぞれに楽しませていた。
前日から一睡もせずに準備に明け暮れていたと話す実行委員会メンバー。代表の西川亮さんは「まだすべてのメッセージに目を通せていないが、多くの方からたくさんのメッセージをもらって本当にうれしい」、萩原盛之さんは「協力してくれたメンバーやメッセージを寄せてくれた参加者の方に感謝の気持ちでいっぱい」と笑顔を見せた。
関西マルチメディアサービス(大阪市北区)の夢を応援するプロジェクト「ユメコラボ」も参加して集めていたメッセージ。当初の目標である10万枚には及ばなかったが、阪神淡路大震災を知らない大阪在住の小学生も参加したという。ユメコーディネーターの塩山諒さんは「大阪でも多くの方にご協力いただいた。きれいに咲いた『シンサイミライノハナ』を参加者の方にも見せてあげたい」と話す。
メッセージカードには「やっぱり命は大切なんだ」「愛する家族を守りたい」などメッセージが書き込まれた。西川さんは「自分たちだけではなく、実行委員会メンバーや支えてくれた人がいたからできた企画。今後も毎年続けていきたい」と心境を語る。