ハンドメードイベント「THE CLASS KOBE@居留地2024」が3月29日、国指定重要文化財「旧神戸居留地十五番館」の「TOOTH TOOTH maison15th」(神戸市中央区浪花町15)で開催される。主催はハンドメード作家の育成・支援を行う「クラス神戸」(元町通2)。
出産・育児・親の介護などでいったん社会から離れた女性たちが家庭で取り組めるハンドメードで、再び社会とつながるきっかけ作りを目指す同イベント。「古い建物を維持・活用する神戸ならではの魅力を全国の人に知ってもらいたい」と、クラス神戸代表の奥谷佐和子さんが2019年に開始。今回が5回目となる。
出展作家は神戸・大阪・東京・愛知・宮崎など広域から、審査に通過した一定基準以上の女性のみ。本真珠や天然石、七宝焼や真ちゅうなどのアクセサリーのほか、刺しゅう作品、モダンカリグラフィー雑貨などのハンドメード作品を展示販売する。「アロマワックスサシェとスマートフォン撮影レクチャー」「カルトナージュ・カトラリーケーズ作り」のワークショップも行う。
「ハンドメードは趣味の延長からでも始められるが、クオリティーを高めていかなければ女性の活躍にはつながらないとの思いで続けている」と奥谷さん。「ハンドメード作家の皆さんも自身の研さんのために学び、交流する場としても活用いただければ」とも。
開催時間は11時~17時。入場無料。申し込みはウェブサイトで受け付ける。