灘中央筋商店街(神戸市灘区倉石通1)で4月6日・7日の2日間、「春のさくらまつり」が開催される。
前回開催された「まちのねFES」の様子。今回は店先の野外ステージで音楽を楽しむことができる
灘中央筋商店街や灘中央市場など、水道筋エリアの商店街や事業者が協力して2日間、さまざまな企画を繰り広げる同イベント。6日は「まちのね春FES」、7日は「まちのねマルシェ」として開く。
「まちのね春FES」は、「地域の触れ合いと音楽と笑いと食のコラボイベント」をテーマに、灘中央筋商店街に設置した複数のステージで音楽ライブや落語を開催。地域の飲食店もフードブースを出店する。夜は灘中央市場でビアガーデンもオープンするなど、一日を通して地域の食を楽しめるようにする。
「まちのねマルシェ」は、「地域の触れ合いと福祉を支えるイベント」をテーマに、地域の福祉に関わる事業者やNPOが射的やスーパーボールすくいなどの屋台や物販、アート展示を行う。灘中央市場では、市場の食材を紙皿に盛り付けながら巡る「紙皿食堂」を実施する。
灘中央筋商店街の理事、宮武訓(さとる)さんは「毎年秋に開催していた『まちのねFES』を春にも開催したいという声があり、地域の飲食店や事業所の賛同の下、商店街や事業の垣根を越えて取り組むことができた」と話す。同理事の安原敏行さんは「王子公園エリアでは、6日の昼は都賀川で『なだの桜まつり』、夜には王子動物園の『桜の通り抜け』がある。2つのイベントをつなぐ商店街のアーケードの中にも子どもたちの手作り桜を飾り付け、桜をきっかけ訪れた人に地域の魅力を知ってもらえれば」と期待を込める。
開催時間は11時~。