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神戸・三宮に立ち飲みバー「アワバー」 挑戦する仲間や支援者が集う場に

店主の井出翔陽さん(左)とスタッフの一ノ瀬菜子さん(右)

店主の井出翔陽さん(左)とスタッフの一ノ瀬菜子さん(右)

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 スタンディングバー「awabar(アワバー) Kobe」(神戸市中央区加納町4)が10月1日、三宮にオープンした。

入り口の「awabar」ネオン

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 「気軽に気楽にawaモノを」をコンセプトに、IT起業家や経営者が集まる場を目指す同店。2012(平成24)年に、スタートアップ企業の支援を手がける小笠原治さんが東京・六本木に出店して以来、2017(平成29)年に福岡、2020年に京都、2021年に沖縄、2023年に大阪と、5都市に店舗を展開し、今回の神戸が6店目となる。

 同店オープンに当たっては、神戸市にスタートアップエコシステムの構築を目指す神戸市イノベーション専門官の高見直矢さんや「ひょうご神戸スタートアップファンド」責任者の細野尚孝さんが、「神戸市エンジニア創出事業」の委託事業者である「ZEN」代表の井出翔陽(しょうひ)さんに声をかけ、小笠原さんとの面接等を経たという。

 店舗面積は約11坪。白を基調とした内装でカウンターを設け、定員は40人。チャージ料は求めず、ソフトドリンクを1杯500円で、ビールを600円で、それぞれ提供。ウイスキーはグラス700円から、スパークリングワインはグラス1,200円から用意する。

 同店オープンに合わせて新会社「HarborNet」を立ち上げた井出さんは「他のawabar店主にはまだまだ及ばないからこそ、挑戦したいと思う神戸の皆さんと少しずつこの店を作り上げ、いずれは神戸の皆さんに『自分たちがこの店を作った』と言ってもらえるように頑張りたい」と意気込む。スタッフの一ノ瀬菜子(なこ)さんは「起業家はもちろん地元の人も独りで気軽に遊びにきてもらえる『いつもの帰れる居場所』にしたい」と話す。

 営業時間は18時~23時。日曜・祝日定休。

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