神戸・三宮のバーが1周年-「酒のあて」にフレンチ提供

店内バーカウンターの様子

店内バーカウンターの様子

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 神戸・三宮に店を構える「SIR-HIRAMATU(サーヒラマツ)」(神戸市中央区北長狭通1、TEL 078-331-2357)が3月2日、1周年を迎えた。

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 同店は日本酒とワインを主体とするバー。店内にはオーナーの平松一志さん自らが「新しいものや、季節感のあるもの」を基準に選んだワイン赤白各10種類程度、日本酒は灘の酒にこだわり6種類程度をそろえる。20~70代の幅広い層の利用客がある同店の男女比は8対2で女性が多いという。席数はカウンター8席、テーブル8席。

 ワインを選ぶ基準とともに季節感を大切にしているフードメニューは、「酒のあて」として季節のフレンチを提供。料理は昨年のミシュランガイドで一つ星を獲得したフレンチレストラン「Convivialite (コンヴィヴィアリテ)」(大阪市西区)がプロデュースしている。基本的に2人前1皿で提供する料理は「子羊のクスクスカレー」(1,500円)や「うずらのカリカリ焼き」(2,500円~)などが定番。野菜ではホワイトアスパラガスを定番で扱う。

 オープンからの1年間を「ドタバタしていた1年」と振り返る平松さんは「ハロウィーンでは仮装パーティーをやったり、ワイン会をやったりとイベントも多く開いた。お客さまも騒ぐのが好きな人が多い。僕もやる時はやります(笑)」と話す。同店のロゴはカントナールのシャンパンのロゴをもじったもので、熱狂的なカントナールファンも多く訪れるという。

 「今出しているクラシックなスタイルのワインをビオワインにチェンジしていきたい」と話す平松さん。「日本人はかき込むようにご飯を食べるが、ヨーロッパは食事の時間を楽しむ。人生を楽しむというヨーロッパの文化や料理への価値観は日本人に簡単に真似できるものではないかもしれないが、そうした人生観を大事にこれからも店を続けていきたい」とも。

 営業時間は18時~翌2時。

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